【アクアラインレポ ~おもてなしロード】
無事にアクアラインの目的ポイントを終え、復路につく。
反対側はいまからおもてなしに向かうランナーが沢山走ってきます。
広々とした橋の上での交差。
後日、新聞で見たのですが、ランナーに埋め尽くされたアクアラインの様子は、非常に盛大です。
折り返し後、アクアラインの上を走っていると、徐々に脚に疲労が溜まってくる。
ふと、思いだされる、前週の横浜マラソン。
あの時の首都高は、辛かった…。
今回も、自動車専用道路。
はたして、最後まで無事に走れるのか?
と、そんな心配は無用でした。
アクアラインからの景色は素晴らしい。
なにより往復10km弱なので、ダメージが蓄積する前に終えてしまった、という感じです。
アクアラインの絶景を名残惜しみつつ、木更津ICを降り、通常の道路へと場面は移っていきます。
次に目指すは、35.5km地点の「おもてなしロード」です。
20km地点を過ぎ、遠くに観覧車が見える。
路は別れ、ハーフのランナーはここで終了です。
ハーフランナーは、おもてなしをもらえないの?
と、心配になりますが、フィニッシュ後のランナーサービスで頂けるとのこと。
…私も、そっちが良かったかな(笑
ハーフ地点を過ぎて、トイレピットイン。
食べるものを食べれば、出るものも出ます。
自然の摂理(笑
アクアライン後は、ひたすら木更津の街を走る。
長閑な田園風景もあれば、市街地もあり。
特に真新しい景色があるわけではありません。
しかし、素晴らしいのが、沿道の声援。
とにかく、盛り上がりが尋常でない。
休日登校の子供たちの応援。
一生懸命、声を出していて、本当に励まされます。
住宅街では地域の住民が手を叩いて声援を送ってくれる。
生活道路を使わせてもらい、迷惑をかけているはず。
それなのに、こんな応援を頂けるとは、感謝するばかりです。
また、所々にチームでの応援団がいました。
フラダンスや、太鼓での応援等々。
コース上、一定の間隔で趣向を凝らした応援団。
アクアラインマラソンの地域を上げた盛り上がりが、走る元気をくれます。
28km地点、「きみつゆりの里」前を通過。
ひときわ、大勢の観客。
さらに、テンションが上がります。
エイドで給水後、ふと見ると、何やら美味しそうなものが置いていました。
ヤマザキ「チョコブッセ」
おもてなしロードを前に、ついつい手が伸びてしまう(笑
走りつつ一口、いただきま~す…。
おいしい!
が、口の水分が取られる!!!
アクアラインのエイドと同じ失敗をしています(笑
エイドを過ぎてしまったので、水も飲めない。
悪戦苦闘しつつ、何とか飲み込めました。
マラソンに、ブッセは鬼門です(汗
しばらく走っていると、水シャワーが散布されている。
この日は気温が高く、暑さにスタミナを奪われていました。
そんな条件の中、とても嬉しいおもてなしです。
頭からシャワーを浴び、気分さっぱりです。
それでも、30km地点を過ぎて徐々に走りが辛くなってくる。
しかし、ここで止まるわけにはいかない。
おもてなしエイドは、まだか??
必死に耐えつつ、34km地点の上りを気力で上がる。
その後の下りを駆け降り、
距離調節の折り返しを回る。
そこを過ぎると…。
ついに、「おもてなしロード」に到着しました。
多種多様な、給食が並んでいて悩むところ。
まずは、順番にお茶とにんじんジュースで喉を潤す。
チューブのレモンゼリーとびわゼリーは、お土産に。
次に進むと、一口カップに入ったゼリーとプリン。
4種類を順に、頂きます。
オレンジにピーチ、牛乳やコーヒー味、どれも美味しいです。
傍らには、各種ようかんとぬれせんべい。
さすがに、ここで食べるのは厳しいので、こちらもお土産に。
さらに進むと、地場産の農産物。
きゅうり
梨
シャインマスカット
全て有難く、いただきました。
どれも新鮮で美味しい!
35km走ってきて疲労困憊の体に、地元の農産品の味が染みわたります。
どのご馳走も、とても美味しく、
それ以上にボランティアの皆さんの笑顔が嬉しい。
沿道の応援、ボランティアさんのおもてなし。
アクアラインマラソンを走って、本当に良かったと思えます。
無事に今回の最大ミッションを終え、残りは7km弱。
エネルギー補充も十分に、フィニッシュへ向けてラストスパートです。