【榛名湖トライアスロンレポ 準備編】
昨年、台風の為に中止となった「榛名湖トライアスロン」。
今年は大丈夫そうだと思っていたら、2日前にいきなり台風発生。
そんなこと、ある!?
大会HPでは、前日の午前10時から段階的に実施可否を判断するとのこと。
実施されるのか、されないのか?
なんだかモヤモヤした状態で、いまいち気分が盛り上がらない。
いっそのこと中止になってしまえば、苦しいスイムから逃げられるなぁ…。
そんな後ろ向きの気持ちが、むくむくとこみ上げてくる。
プールと違ってオープンウォーターは、波はあるし、視界は濁っているし、他の選手とのバトルで殴られるは蹴られるは…。
だんだん群馬に行くのがめんどくさくなってきますが、13時の時点での判断は「実施」とのこと。
流石にそろそろ家を出ないと、前日説明会に間に合わない。
意を決し、バイクを車に積み込むと、一路群馬県榛名湖へ向かいました。
榛名湖に着くと、曇ってはいましたが雨は降っていない。
1年ぶりの榛名湖は、とても穏やかでした。
湖畔の景観に、あんなにモヤモヤしていた気持ちが晴れて、テンションが上がってくる。
何とも単純な人間です(笑
前日説明会は榛名湖畔の「榛名湖荘」にて、全6回行われる。
私はそのうちの第5回、16:15~の部に参加。
トライアスロンの大会は、だいたい前日説明会参加が義務付けられているので、どうしても前日現地入りになります。
ヘルメットの確認後、説明会へ。
説明会ではルールやコースの説明、そして各競技での諸注意など。
いつも話されるのが、
「決して無理はしないでください」
「無理だと思ったら、勇気あるリタイアを」
との話。
特にスイムでは死亡事故の前例も少なくありません。
自分の体調と相談しながら、無理は絶対にしないことを肝に命じます。
説明会終了後、改めて会場へ足を運ぶ。
昨年訪れた時には、台風による中止のために、コーンなどが撤収されて寂しい状況でした。
今年はしっかりと明日の準備が進められている。
会場を設営するスタッフの熱気にあてられ、私も気力が満ちてきました。
この日は前橋市にホテルを取り、そこで一泊。
折角の群馬なので、ご当地ものとして登利平の鳥めし弁当を夕飯に頂く。
炭火で焼かれた鳥と、かけられたタレがマッチしていて美味しい!
夕飯後は次の日のことを考え、早めに就寝。
開けて、大会当日。
外を見ると台風は影も形も無く、青空が見ている。
最高のレース日和となり、一安心。
ホテルから1時間ほどかけて、会場である榛名公園へ。
会場駐車場に到着したのは5時半。
まだ駐車場の車はまばらでした。
アンクルバンドの受け渡し&トランジットオープンが6時からなので、それまでゆっくり準備。
しかし、トライアスロンは荷物が多いのが大変です。
ウェットスーツに、バイクに、シューズに…。
何か忘れ物が無いか、何度も確認する心配性な私(汗
準備を進めているうちに、徐々に駐車場が埋まり、賑やかになってきました。
あちこちでバイクのセッティングをしています。
そうなると、他の選手のバイクが気になって、ちらちらと覗き見したりする(笑
CEEPOだ!cerveloだ!
ULTEGRA Di2付けてる!!
いったい、幾らするんだ~~!!?
この時点で既に気圧される、気弱な私(笑
私の愛車は、8年前に購入したBianchiのアルミフレーム。
気持ちでは、決して負けない!!…と思いたい(笑
そんなことをしているうちに、トランジットオープンの時間に。
駐車場からバイクを押し、トランジッションへ向かいます。
トランジッションに入るには、前日受付でもらったアームバンドをしていなくてはなりません。
入口でスタッフが確認してくれます。
しっかりとした防犯体制。
指定されたラックにバイクを引っ掛け、前輪側にバイクとランの用具をセット。
補給食はMag-onを2個。
種目の切り替わりごとに補給します。
さらに、バイクのドリンクホルダーにグリコパワープロダクションを500ml。
暑くなることが予想されるので、十分な水分は必携です。
自分にとって最も重要なランパート。
シューズは「takumi ren boost」をチョイスしました。
ちなみに、今大会のナンバリングはボディシール。
手書きより、断然かっこいい。
これだけで、すでにテンションマックス。
本当に単純な野郎です…(汗
セッティングが終了したら、いよいよウェットスーツを着てスイムコースへ。
入水チェック&スイム練習は7時から。
一度入水すると戻れないので、あまり早すぎると時間を持て余します。
もっとも、スタッフに許可証をもらい、アンクルバンドを預ければ、戻ることも可能。
急にトイレに行きたくなった時も安心です。
榛名湖は、普段は遊泳禁止。
この日だけ、特別に泳ぐことが出来るので、それだけでも記念になります。
水温は、アナウンスでは22度とのことでしたが、思ったほど冷たくなくて一安心。
ただ、視界は不良。
湖底の細かい泥が巻き上がっているせいもあるのでしょうが、すぐ前方を泳ぐ選手も見えない。
今回も、スイムは苦労しそうです…。
一通りスイムの確認ができたところで、陸地に上がり、スタートまで待機。
一年越しの榛名湖トライアスロンのスタートが、いよいよ近づいてきました。