【ハセツネ30Kレポ 北沢峠~第2関門入山峠】
10kmのロードを走ってだいぶ暑くなってきたので、レインウェアを脱ぎ、ザックにしまう。
ここから先はアームカバーの上げ下げで体温を調節します。
トレイルに突入後も、しばらくは渋滞。
進んでは止まってを繰り返し、なかなか前に進みません。
ただ焦っても仕方がないので、のんびりと久々のトレイルを楽しみます。
つでに、ジェルを取り出し補給。
今回の補給計画は、約1時間に1本のマグオンで走りきりました。
あと、気温が低いとはいえ汗もかくので、ミネラル補給に塩飴を舐めながら進む。
9時38分にトッキリ場を通過。
するとこんな山中にマリオの応援が!
後からブログを読んだら、アメブロガーのkuuさんであることが分かりました。
応援、有難うございます!
やがて峰見通りあたり、上りがゆるやかになると全体のペースが上がり、走れるように。
抜いたり抜かされたりをくりかえしつつ、
10時02分に「ハセツネ10km地点」の標識を通過。
それにしても、昨年のハセツネ本戦でもここを走ったハズですが、
周囲の景色を見ても、全く記憶に無し(笑
自分の記憶力の無さに泣けてきますが、
常に新鮮な気持ちで走れるのは、ある意味幸せでしょうか?
さて、今回のプランとしては、基本的に上りは無理をせずマイペースで進みます。
後ろが迫ってくるようだったら、積極的に避けて前に行ってもらう。
ひさびさにトレイルを走りテンションも高くなりますが、怪我をしては元も子も無し。
トレランのモットーは、安全第一です。
そんな走りで、10時20分「市道山分岐」通過。
さらに上り下りを繰り返しながら標高をあげ、
10時48分、ついに最高地点「醍醐丸15kmポスト」に到着。
ここから先は待ってましたの下りタイム!
トレイルの下りを少し進むと、やがて「篠窪峠仮設下山口」へ。
そこにお目見えしたのが、例の黄色いテント。
丁度トイレに行きたいと思っていたので、利用させてもらいました。
2年目ともなると、もはや全く気にもなりません(笑
トイレを済ませほんのちょっとだけ下ると、第1関門の青いマット。
通過時刻は、10時57分。
ここからはしばらくロードの下りが続きます。
ロードに出ると、自然とペースが上がる。
初っ端のラップがキロ3分38秒。
やはり私はロードランナーなんだなぁと痛感させられます(汗
下りが緩やかになり、キロ4分30秒ほどのペースに落ち着いたあたりで、関場分岐を11時18分に通過。
ここからはロードの上り。
傾斜がきつく脚が重いですが、ここで歩いてはマラソントレーニングにはなりません。
一緒に走るランナーの皆さんも、必死に走っています。
私もキロ7分ほどのペースで、ひたすら走り続けました。
11時31分、やがてロードの果てに現れたのが、土の壁。
やっぱり、これを上らなきゃダメか~(当たり前です)
ただ、昨年は意識朦朧としながら上った記憶がありましたが、
今年はそれに比べれば元気な自分がいました。
ここまで計画的にペースを抑えてきたからでしょう。
ひたすら追い立てられるように走っていた昨年とは違い、
「4時間前後でゴールする」という計画が、かなり余裕度を上げていたようです。
ただ、この直登でペースを上げるなんてできるはずもなく、只々前の人に付いていくのみ。
下を向いて、黙々と上っていくランナーたち。
11時39分、必死の思いで土の壁をクリア。
その後は解放されたように上り下りを気持ちよく進みます。
こんなトレイルばかりなら、楽しく走っていけるのにな~~(笑
やがて、11時54分に第2関門「入山峠」に到着。
ここを過ぎれば、あとはフィニッシュまでは基本下りです。