野沢トレイルフェス2018 ④ | KaSoランブログ

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細く、長く、マラソンを続けていきたい。
大会に参加するのも好きで、今後のための備忘録ブログです。

先日まで、沖縄に行ってました。
勿論、旅先でも毎日ランニング。
いつもと違う場所でのランはワクワクします。


以前、十年間ほど沖縄に住んでいました。
那覇の街中をふらふらと走りながら、ノスタルジックな気分になったり。
また別の日には、残波岬を走っていると、大きな虹にお出迎えされたり。
とても思い出深い沖縄旅行となりました。

 


そんなこんなで、更新がご無沙汰で申し訳ないです…(汗)
野沢トレイルフェス後半戦を駆け足でレポート。


ゲレンデを遡った後は、しばらくはロードの道を上ったり下ったり。


13km地点で、往路のエイドがお出迎え。
飲み物は水、アクエリアス、コーラがありました。
あと、暑さ対策にボランティアさんが水シャワーをかけてくれます。
とにかくこの日は暑くて仕方がない。
全身にたっぷりシャワーをかけてもらいました。


熱を冷ましたところで、小菅神社へのトレイルへ。
まずは北竜湖の湖畔の林道を半周ほど走る。


本来、涼しいはずの湖畔の道のりですが、この日は暑くて暑くて仕方がない。
水面がキラキラ輝き、とても涼しげな風景とは裏腹に、容赦なく体温を引き上げます。


湖畔の林道が終えると、いよいよ小菅神社に向けた上りの開始。
約2kmで400mの上り。
たかが400mですが、結構容赦ない道のりが続きます。
序盤は荒れた石段。


一段ごとに脚を引き上げるのが、だんだん辛くなってきます。
それが終わると、岩や根が張り出したつづら折れのトレイル。
両手両足を使って力技で上る部分が続きます。
一部、鎖場もあり。


神社への参拝道と言うことで軽く考えていると痛い目を見ます。
それもそのはず、小菅神社は「北信濃三大修験場」らしい。
かつて高僧が徳を積むために、修行として歩いた道。
煩悩だらけの私は、ボコボコに返り討ちに合ってしまいました。


上っていると「奥社まで○km」という看板を発見。
その看板の距離が減っていくことを励みに、最後の力を振り絞る。
「あと2km・・・、あと1km・・・・」
ついに建物発見!
あれが奥社か!!
と喜んだのも束の間、奥社の更に奥には上りのトレイルがまだ続いていました・・・。
仏様の余りの仕打ちに、もはやぐうの音も出ません。


ただし、厳しいばかりの仏様ではありません。
奥社の脇には冷たい湧水が湧いていて、そこで体を冷やすことができます。
この湧水が、本当に冷たい。
灼熱地獄の中ですが、仏様のご慈悲が確かにありました。
ありがたや~。


奥社から数十m上ると、いよいよ上りの終了。
そこからは待望の下りです。
下りのトレイルはとても走りやすく、テンションアップ。


煩悩も道義心も関係無しに、ひたすらジェットコースター気分を味わいます。
40分以上かけて上ってきた山を、10分ほどで下りきってしまいました。


下りきった場所は、先ほど走った北竜湖へと続く林道。
その道を逆走して、いよいよゴールまで残り数kmほど。


林道では、これから北竜湖に向かうランナーとすれ違います。


「ナイスラン!」
「ファイト!!」
すれ違いざまにお互い声を掛け合う。
励ます方も、励まされる方も、両方元気が湧いてきますね。


24km地点で、往路でもお世話になったエイドに到着。


水をもらい、シャワーの被り水で歓迎してもらう。
こんな暑い中、ボランティアの皆さんも大変なことでしょう。
本当にありがとうございます。


残り3km。
ここまでの道のりにも苦労させられましたが、それ以上にこの日は「暑さ」がヤバい。
背負っているザックすら暑苦しく、我慢できずに脱いで手に持ち替えるほどでした。

 


スキージャンプの滑走路まで上ると、下方にゴールのジャンプ台広場が見える。
あとはそこまで、直滑降。
ひたすらスピードをあげて爆走します。


ゴール手前、駐車場にかかるころには息も上がり、苦しさマックス。
それでも、周囲の人々の応援に最後の力をもらい、全速力でゴール。
全力を出し切ることができたと思います。


ゴールしたあとは、野沢温泉村の公衆温泉に入るのが楽しみでした。
しかし、この日のゴール後はとてもそんな気分にはなりません。
ひたすら高温にさらされ、その上熱い温泉に浸かろうものなら、ユデダコ状態。
特に野沢温泉は高温と評判です。
今回は濡らしたタオルで汗を拭くに留めました。


ただ、KFCの企画するトレラン大会は、土曜日に開催されることが多い。
レース後に一泊しつつ、その土地をゆっくり楽しめるようにとの配慮からです。
確かに、それは素晴らしい考えだと思いました。
昨年度は野沢温泉に宿を取って一泊し、野沢温泉の町を堪能しました。
日曜日には朝市が催され、非常に楽しくアフターレースを過ごせます。
今年は都合により日帰りせねばなりませんでしたが、
もし次があるならレース後の慰労に野沢温泉でゆっくりしたいものです。

 


【Finish Time】 2時間58分51秒
【部門別順位】 8位/131人
【総合順位】 37位/425人

 

 

 

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