入院2日目:痛みは変わらない | 膵臓癌になりました

膵臓癌になりました

2016年7月、膵臓癌と診断されました。それから今迄の経過を公開します。癌の症状や経過は患者毎に様々ですが、何方かの参考になればと思います。
尚、頂いたコメントは一応確認の上公開の可否を判断した後、公開致しますので反映は遅れます。悪しからず。

おはようございます。

今朝の天気は晴れ。

体温:37.3℃

今、私が居るのは病棟の西の外れの北向の部屋で、先程東向のデイルーム迄行って見ましたが、柱や手摺が邪魔をして日の出を綺麗に見るのはかなり難しい事が分かりました。少し前なら色々工夫して何とかしてやろうと言う気力が出てきたのですが、何だか常に痛みと暮らしていると諦めが良くなります。と言うか物を考えなくなると言った方が近いでしょうか。頭の中は痛みの事で一杯で、他の事がどうでも良い事になって仕舞います。

今の状態は、CVポートに痛み止とカロリー補給の点滴を繋いで居ます。痛み止をゆっくり落とし続けるのがベース、レスキューが必要な時は速く落とす感じです。都度看護師に来て貰わないといけないのでストレスです。

今は丁度朝最初の薬の時間です。家に居ると今頃から午前中は薬に追われている感じになります。今目薬が終わり、もう少しで今度は血糖値測定とインシュリンの注射です。そして直ぐに朝御飯。朝はパンにしてもらえるよう、昨日お願いしておきました。朝御飯が終わると直ぐに食後の薬です。兎に角、薬が頻繁に登場します。

と、こんな感じで緩和ケア病棟の暮らしを綴って見ようと思います。がんの治療を行っている現場とは色々違う事をご紹介出来ればと思います。昨日の発見は「体重計は無い」でした。理由は分かりますよね?敢えて書きませんが、緩和ケア病棟ならではです。

結構大きな病院でも、緩和ケア科という診療科を置いている所は其ほど多くはなく、1フロア全部を緩和ケア病棟にして、しかもこんなに安く提供しているいるのは珍しいと思います。ご紹介も兼ねて書いていきますので少しお付き合い下さい。

今日は施設紹介の写真を撮ろうかな。