入院33日目:内科の主治医との面談 | 膵臓癌になりました

膵臓癌になりました

2016年7月、膵臓癌と診断されました。それから今迄の経過を公開します。癌の症状や経過は患者毎に様々ですが、何方かの参考になればと思います。
尚、頂いたコメントは一応確認の上公開の可否を判断した後、公開致しますので反映は遅れます。悪しからず。

おはようございます。

 

今朝の天気は晴れ。

 

体温:36.2℃

体重:74.9kg

血糖値 朝:148 昼:143 夕:146

 

窓から外を見ると東方向にはいい加減に雲も有り、ぜひ東の窓から眺めてみたいと思わせる朝の風景です。天気予報を見ると、今日、明日は猛暑日。最低気温も高く、思わず今晩から始まるミヤゾンの無茶なチャレンジが心配になって来ます。無理はなさないように、、、。

 

さて、昨日の内科の主治医との話について書こうと思います。

 

結論から言ってしまえば治療終了です。がんセンターとしてはこれ以上できる治療が無いと言う事です。もう少し掘り下げると、

  • 誤嚥性肺炎とFOLFIRINOXの関係
    問題となっている誤嚥性肺炎の発生はFOLFIRINOXの開始時期とほぼ重なる。現在気管と食道の分かれ目の蓋の反応が鈍い(反射が弱い)がこれはオキサリプラチンの副作用である可能性が高い。(手足の症状が強いことも勘案して)この副作用は危険な物なので、オキサリプラチンはもう使えない。
  • FOLFIRINOXの効果
    すい臓の断端に発生している腫瘍は現在結構な大きさで(造影CTでは言われないと分からない位にしか映らない)、胃に浸潤して幽門部狭窄を起こさせるまでになっている。これはひとえにFOLFIRINOXではこの部分の腫瘍を抑えきれていないと言う事で、薬の効果が表れていないと判断する。

結局のところ、上記2点が大きく、これ以上のFOLFIRINOXの投与は意味がないとの結論でした。

 

結果、無治療生活に入ります。今回の手術はQOLの改善が主たる目的との事です。問題はいつまで動けるのか。私自身はざっくり3-4ヶ月と見ていますが、当たらずとも遠からじでしょう。この残された期間の中ですい臓がんカフェの東京以外での開催という夢はかなり無理があると言う事で、看板を下ろす事にしました。動くだけ動いて中途半端なところで手を引かざるを得なくなるのは、周りへ多大なご迷惑をお掛けする事に繋がりますので、、、。

 

取り敢えず来週ならどこでも退院可能との事ですので、月曜日に血液検査と抜糸を受け、火曜日に退院する事にします。今やりかけて放り出してあることを先に進めるには一日も早く処理再開です。これから終活も本格的になります。

 

最後に、こんな治療方法も有るとかこんな薬が効くとかのご助言はご遠慮申し上げます。抗癌剤治療が終了した今、補助治療の単独利用はあまり意味がないと思います。1ヶ月寿命を延ばすために2カ月の期間を掛けるのは本末転倒とも考えます。カフェオレさんやkarumiaさんの様に私も積極的に無治療を選択したいと思います。不安は、「家族は賛成してくれるだろうか」になります。家族の希望も聞き入れたいと思いますので、結論は退院後と言う事にします。

 

もう既に無治療9週目。頑張って生きなきゃ。

 

 

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