脾臓を摘出した方のワクチン接種 | 膵臓癌になりました

膵臓癌になりました

2016年7月、膵臓癌と診断されました。それから今迄の経過を公開します。癌の症状や経過は患者毎に様々ですが、何方かの参考になればと思います。
尚、頂いたコメントは一応確認の上公開の可否を判断した後、公開致しますので反映は遅れます。悪しからず。

おはようございます。

 

今朝の天気は晴れ。気温2℃、西寄りの風。

 

体温:36.5℃

体重:82.4kg

血糖値 朝:135 昼:113 夕:157

 

今朝は何だか調子が悪いのです。多分風邪だと思います。鼻水、のどの痛み、体の怠さ。アブ・ジェムの最中なら副作用と片付けてしまうのですが、もう2カ月もまともに治療はしていません。週末までは抗菌剤を飲んで居たのでそこそこの細菌感染はブロック出来ていたのですが、少し気になります。もっとも、風邪はウイルスですけどね。

 

風邪と言えばインフルエンザのワクチン、この辺りではどこへ行っても打って貰えません。物が無いのです。リレンザやタミフルは有るようですので、罹っても早く対応すれば重症化は防げそうですが、Hibや肺炎球菌の感染は怖いです。脾臓摘出しているので、Hibや肺炎球菌を貪食してくれる奴がいません。Hibワクチンに関しては昨年も今頃書いていましたが、そもそも成人に打ってくれる医療機関が有りません。

 

米国では脾臓摘出後のワクチン接種に関して明確なガイドラインが作られていますが、我が国では全く在りません。脾臓摘出後重症感染症 - :overwhelming postsplenectomy infection(OPSI)に関しては症例報告は出ているものの、そこから先へは何かしようという動きが全く見えません。肺炎球菌ワクチンについては保険が適用されるようになり、最大のリスクは回避されたかにみえますが、そもそも患者に脾臓摘出後のOPSIのリスクに関して何も知らされていないのが現状です。そもそも外科医が肺炎球菌ワクチンの保険適用の事を知らないのが問題です。私も自分から医師に請求、説明して初めて接種を受ける事が出来ました(しっかりして下さいな>がんセンター)。関心が有る方は”OPSI ワクチン”のキーワードで検索して下さい。山程出て来ます。

 

現制度では、誰でも65歳を過ぎると1度だけ補助金が出て肺炎球菌ワクチンの接種を受ける事も出来ますが、脾臓摘出を受けた人は5年に1度、健康保険で接種を受ける事が出来ます。抗癌剤治療を受けている方は休薬が必要になる場合も考えられますので、主治医に相談して下さい。又、手術を受けた医療機関ではない所で接種を受けようとすると、手術した医療機関からの診断書をほぼ確実に要求されます。下手をするとこの文書料の方が高く付きますのでご注意下さい。

 

と、久々に医療制度問題を書いて見たのですが、散歩もしています。今朝もチョット欠けたスーパームーンが西の空に浮かんでいました。体調不良に付き、短めの1200歩で切り上げています。

 

寒い季節になって来ました。癌患者に感染症は厳しい物が有りますので、ご注意下さい。

 

 

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