今年最後の公演、同じく伊敷台中学校での午後の公演です。
扇の最後の仕上げ、平面の扇を立体にする為の、折る作業、
なかなかうまく児童、生徒の皆さんに伝わらなく、
いつも、皆さんの扇を折りにいっていましたが、
最後の最後で、こうすればわかりやすい?という話をしてみました。
(それでも山折谷折がわからない。。)
さすが中学生になると、独創的な扇、素敵な扇がいっぱいです。
特に、今年一番の個人的に気に入ったのは、太陽をタコにしちゃって、
猿、虎、蛇をうまく描いた、この扇です。
囃子との校歌のセッション、小鼓体験からの三番三、
盛り沢山すぎるかとも思いますが、体験を重視した内容になっています。
休憩を挟み、舞の発表後は、いよいよ能「鵺」!!!
今年最後の公演、
「黒雲一むら立ち来たり。御殿の上に覆いたり。頼政きっと見上ぐれば」
演出?ってなタイミングで、学校側の舞台装置にハプニングありましたが、
こちらサイドは、少なくとも生徒には感じさせず、そのまま続行です。
(内心は置いといて)
本年コロナの影響で当初より減り、8校、計10回の公演を行わせていただきました。
もっともっと良いものを!!!
皆で考え、更に良きものを子供たちに見せれるよう、努力していきたいと思います。
ありがとうございました。