今年度17校目、最後の小学校は、当財団が、
文化庁の文化芸術による子供の育成総合事業を行わせていただくようになり、
初めての、私立小学校での公演でした。

暖かい日とはいえ1月の事、寒さを覚悟していたのですが、講堂、
冷暖房完備、全く寒さを感じずに公演を行えました。

次年度に向け、より良くしていくために、松を立てる台を新調し、
松を豪華に生け、そして暗幕で周りを囲む予定でしたが、
学校にも暗幕あり、当財団のは使わずに行いました。



話をし、扇の優秀作の発表です。







その後、全員に描いてもらった扇の最終製作、私たちの持っている扇のように、
子供たちの扇も折ってもらいます。(何人か子供たちの方に行き、手伝いに)

その後、狂言をご覧いただき、大いに笑ってもらいました。


囃子を身近に感じてもらうために、校歌を歌ってもらいながら、囃します。

鼓体験では、全員に正座をしてもらい、ご挨拶から!


全員で鼓を打ってもらいながらの三番三、
子供たちとの共演、これはよそにはありません。



休憩を挟み、代表者に舞台に上がってもらい、舞の発表!

最後に、38分ほど、能「鵺」をご覧いただきます。




楽しんでもらえたかな?

次年度は、九州南部、大分、宮崎、鹿児島、沖縄です。

実施校の募集はすでに終わり、4月には決まり、5月頃より事業始まります。

来年も、多々の学校に参り、子供たちに能楽に触れ楽しんでもらえるよう、
更により良くご覧いただけるよう、一同、頑張っていきたいと思います。