幸福の技法
12.聖水による空間の浄化法
「水」というのは不思議な物質です。
古代から近代に至るまで、東洋でも西洋においても物質を構成する「元素」の一つとして数えられていました。
いわゆる”地・水・火・風”とか、”木・火・土・金・水”というものですね。
身近に存在するありふれた水ですが、私たちの生命維持に欠かせない物質です。
また、溶媒として多くの物質を溶かしますし、熱すれば気化して水蒸気となり空気の中にとけて消えてますし、冷やせば固体の氷になります。
古代の人たちも、その不思議な性質にびっくりすると共に、世の中を構成する重要な元素であると認識したのでしょう。
風水でも、池などを使って自宅の庭などに水を蓄えることは、大地を流れてくる気を留める技法として重要視されてきました。
マンションなど集合住宅にお住まいの方は、部屋のある場所に水槽を使って、気を留めることが出来ます。
（池をどこに作るか、水槽を部屋のどこに置けば効果が高くなるかが、風水師の腕の見せ所というわけです）
水の利用法はそれ以外にもあります。
今回は、少し趣を変えて空間を浄化する方法を紹介します。
その前にわたし達の運気を左右する空間の性質について少し触れます。
わたし達が生活をしている三次元の空間は、均一な質を保っていると皆さんはお考えと思います。しかし、実際は空間というのは至る所に歪みがあるものらしいです。
筆者の師匠に言わせると、超能力者といわれる人々の多くは、意識するしないに関わらずこの空間の歪みを使って普通の人にはできないような能力を発揮する場合が多いそうです。
師匠はその空間の歪みを感じることが出来るそうです。
勿論、筆者はそこまで修行を積んでいない、普通の人ですので空間の歪みはまったく感じることが出来ません。
さて、この空間の歪みが良い場合は幸運をもたらしてくれるのですが、悪い場合は病気や悪運をその人にもたらすそうです。大体が歪みという文字は分解すれば不・正となるように悪いｹｰｽが多いのですが。
そういわれると、筆者でも散歩をしている時などにその家や土地の前を通ると、なんとなく薄気味悪さを感じる場合があります。
駅から近い一等地の格安の物件で、何人もの人が病気や事故で亡くなり、結局買い手がなくなって駐車場にしたという実話もあります。
この手の話は、一般に「悪霊」のせいにされるケースが多いのですが、「空間の歪み」が
原因と考えると、少し科学的なイメージがして理解しやすいので、筆者はこの説を採用しています。
前置きが長くなりましたが、この空間の歪みを矯正する方法は簡単です。
いわゆる聖地といわれている所の水を採取します。
それを、フログレンス・ディフューザーなどに入れて、自然に蒸発させるようにします。
[ディフューザー]
このディフューザーは香水などを使ってお部屋に香りをもたらす容器ですね。
熱や超音波などを使った機器ではありません。
これを寝室や、居間などに置いておくわけです。
師匠は、インドのガンジス河の源流の水を使っているそうです。
筆者は、奈良県の葛城山近郊に湧く水を使っていました。
皆さんのお住まいの近くにも、日本百名水とか聖水とかが湧き出ているところが必ずあると思います。
このところ運気が悪いのかついていないとか、身近に良くないことが起きるという場合は、一度お試しください。
お金もそれほどかからず、インテリアにもなりますから
開運グッズの一つとして良いと思います。