震災の影響で関東の外国料理店が続々と休業または閉店していますが、
亀有のパキスタン料理店「ムルタン」が5月13日をもって閉店しました。
理由は震災後に必要な材料の調達が難しくなり、納得いく料理が作れなく
なったからだそうです。食用油の値段も1缶4,000円近くに値上がりし、
名物のチャパーティーもパキスタンからの船の日本寄港がキャンセルになるなど、
粉の調達が難しく、最近はアーター（ふすま）を日本産とパキスタン産のブレンドにする
などして凌いでいました。
やはり、ブレンドだとパキスタン産の粉100%とは明らかに味が違うのです。
閉店前日 5月12日の料理
マガズ（山羊の脳みそ）と唐辛子の炒め物、チャパーティー（ブレンド）
スパイスをほんのり効かせたバスマティ米
あの全粒粉たっぷりのチャパーティーがもう食べられないのは残念ですね。
関東からまた魅力的な南アジア料理店が消えました。
マスター創作料理の数々