【マリ共和国】ママドゥ・ドゥンビア  アフリカンライブ&ディナー | 世界の食卓  グルメ探求の旅

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エアラインスタッフの食べ歩き日記

土曜日の夜、東京・浜松町の西アフリカ料理店・カラバッシュでマリ共和国出身の

ママドゥ・ドゥンビアによるライブ&ディナーが行われました。このお店では週末になると

アフリカ出身のいろんなアーティストによる公演が行われます。
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右がママドゥ・ドゥンビアさん。”ここが変だよ日本人”に出ているせいかTVタレントの

ようなイメージですが本業はマリの伝統楽器奏者。写真は伝統弦楽器のコラを演奏してい

るところです。左の人はカラバッシュ(瓢箪)を叩いています。


コラとはカラバッシュ(巨大な瓢箪)を二つに割って弦をつけたものでハーブのようで

日本の琴のようなアフリカの楽器らしからぬ音を出すものです。


他にギターやジャンベの演奏がありました。


西アフリカンディナー
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サモサ(マリ共和国バージョン)

こちらはインド亜大陸からアフリカに伝わったサモサ。インドのようにスパイシーではなく

”挽肉と野菜のコンソメ煮”のような具材が使われているところがいかにも西アフリカ。



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(左)西アフリカスタイルの手羽先グリル

 炭火でしっかり焼くアフリカンスタイル。マリ共和国産の激辛味噌につけて食べます。


(右)ファリ(マリ共和国)

 パンダ豆を潰したものを蒸してパンケーキ状にしたもの。ふかしたてが美味しい。

 ピリ辛のスペシャルトマトソースと共に。


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メインはチェブジェン(セネガル料理・魚と野菜のパエリヤ)とビーフ・マフェ(セネガル料理・

ピーナッツソースシチュー)をいただきました。


デザートはガリ(コートジボアール料理)。キャッサバ粉にミルクと砂糖を加えたもので、

どことなくパキスタンのデザートであるラスマライやキールに近い味です。

意外とさっぱりしてます。


飲み物

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(左)ワラギ Waragi ウガンダ産 バナナの蒸留酒(40度)です。
 身体に染み込むほのかに甘いバナナの飲み口。ストレートでいただきます。


 飲みやすいのでくれぐれも飲みすぎには注意です。


(右)ジェムジェム マリのジンジャージュース。身体が異様にポカポカします。



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公演は遅くまで続きました。そのうちアフリカ出身の従業員のお姉さんやお客さんは

踊り始めました。私は先程のワラギ(バナナの蒸留酒)とグリオの旋律と歌と踊りで

頭がグルグル。東京で体験するマリ音楽の不思議な夕べでした。