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今回はちょうど懐かしい夢を見たので、それにまつわるお話をさせてください。
私は1977年生まれ、物心ついた頃には日本はバブル景気に沸いていました。
母方の祖父は地主で、土地の売買やら不動産収入など当時羽振りが良かったのです。
母や私の他に親戚も沢山連れて日本各地いろんなところに旅行にいきました。
私が留守番できるようになるまでは、幼稚園や学校を休んで連れていかれたものです。
観光地なら楽しいんですが、温泉宿で宴会という時もありました。これだと、子供には飽きてしまいます。
その時もとある温泉宿に泊まっていました。
館内を一人探検していると、４、５人の外国人の仲居さんに呼び止められました。
いくつだの何処から来ただの、けたたましく話しかけてきます。大きな口を開けて笑う底抜けに明るいおねいさん達は、「私たちにもあなたくらいの子供が国にいるのよ～！！」と話してくれました。
何日間か短い時間ですが、昼間彼女たちによく遊んでもらいました。
夜、宴会が始まると、そのおねいさん達がステージに登場しました。
一番美人だったテスさんがドレスで歌を歌い、その他の人はトップレスで踊っていました。
子供心に背徳感のようなものを感じました。
じゃぱゆきさん、という造語があります。
大して可愛くもない私に夢中になった、その訳はそこが子供がくるような宿ではなく、それが彼女たちの仕事だったのだと大人になった今は分かります。つまりはそういうことだったのでしょう。
お母さんに会えない子供たちが、子供に会えないテスさんたちが可哀そうで、わたしはある行動にでます。
長くなりそうなので、次回のブログで続けさせてください
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