初心者だけど曲を仕上げなきゃいけない!とお悩みの方へ【練習編】♪千葉県柏市のドラム・カホン教室 | 千葉県柏市、わたなべドラム教室・カホン教室、渡辺達文(南柏・新柏)

千葉県柏市、わたなべドラム教室・カホン教室、渡辺達文(南柏・新柏)

【教える技術を活かした音楽教室♪】
千葉県柏市のわたなべドラム教室です。

こんにちは。わたなべドラム教室の渡辺達文です。

 

「ドラムは簡単な8ビートしか叩けない」

「ライブをやることになっちゃった」

「何をしたらいいのか分からない!」

 

こんなお悩みを持っている方向けに、曲を仕上げるためのノウハウをまとめてみました。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

※1つ前の記事で【準備編】を書いています。

そちらをまだ読んでない方は、前の記事から読んでみてくださいね。

練習①リズムの練習(個人練習)

曲を練習する準備(前記事参照)をしたら、さっそくそれぞれのリズムを練習していきましょう。

基本リズムパターンの練習

曲の構造を確認して洗い出した基本のリズムパターンをゆっくりなテンポから正確に練習します。
もし難しい場合は、音数を減らしてください
 
減らしてもいい音は、細かい音です。
16分音符で書かれている音や、バスドラムの2つ打ちなどは、難しければ省略しても大丈夫です。
 
(減らしていい例)
  • 16分音符の連打→8分音符の連打
  • バスドラムの2連打→1つ目のバスドラムのみ打つ
逆に減らしてはいけないのは、リズムの根幹になる音です。
 
(減らしてはいけない例
  • 8ビートで小節の頭にならすバスドラム
  • 2拍目4拍目にあるスネアドラム
また、音数を減らすのではなく、「こっちの方がやりやすいから」と音の位置をズラす人がいますが、注意が必要です。
バスドラムやスネアの位置をずらすとノリが変わってしまうことがあります。
たとえば、2拍目裏にあるスネアを2拍目頭に持ってくる等すると、変な曲になってしまうので、気を付けてくださいね。

フィルインの練習

フィルイン(別名:キメ、おかず等)も練習しましょう。
フィルインは原曲通りでなくても問題ないことが多いです。
 
手数(音数)が多くて難しいフィルインだったら、太鼓(スネア、タム、バスドラム)の音数を減らしてシンプルにしても大丈夫です。
 
シンバルはあまり減らさない方がいいですが、細かい音符は多少減らしても曲としては成立します。
 
シンプルなフィルインを練習して、慣れてきたら、徐々に肉付けして原曲に近づけていきましょう。

効率的な練習のやりかた

基本のリズムパターンとフィルインに共通する、効率的な練習のやりかたを紹介します。
  • メトロノームを使う
  • ゆっくりのテンポから練習
  • ゆっくりなテンポで出来たら、少しずつテンポを上げる
  • 叩くのは何でもOK。練習パッドでも、クッションでも、雑誌でも。
  • フレーズが難しい場合は、音数を減らしてカンタンに
  • 練習は録画・録音して見返すことで、客観的に見れる

練習②部分ごとの練習

部分ごとの練習は、個人練習でもバンド練習でも効果のある練習です。
まずは個人練習である程度できるようにしてから、バンドメンバーと合わせて練習するのがオススメです。

曲の部分ごとの練習の必要性

「曲の練習だー!」
「音源と一緒にドラムを叩こう!」
と、まるまる曲を頭から最後まで叩く、いわゆる「通し練習」をする人が多いですが、注意が必要です。
 
通し練習だと、なんとなく曲が通ればOKという雰囲気になりがちです。
また、曲が通らない状態が続くので、モチベーションの低下にもつながってしまいます。
 
そうではなく、部分ごとに練習して、細かいところの完成度を上げていくことが大切です。

構造(セクション)ごとの練習

「イントロだけ練習しよう」
「Bメロとサビのつなぎだけ練習しよう」
こういう形で、部分ごとに練習してみてください。
 
メトロノームを使って、まずはゆっくりなテンポから。
慣れてきたら、少しずつ上げていきましょう。

曲のはじめかたの練習

曲はドラムのカウントで始まることが多いです。
ドラムカウントは曲をスムーズに始める重要なスキルです。
カウントがいまいちだと、そのあとの曲が台無しになってしまうこともあります。
 
正確なテンポを明確にカウントできるようにしましょう。
ジャンルによってもカウントのやり方は変わりますが、スティックを鳴らしながら「ワン!ツー!スリー!フォー!」とハッキリ言うようにするといいですね。
 
最初は気恥ずかしいかもしれないですが、そこは思い切って言いましょう!
ステージ上でぼそぼそとカウントを出して演奏が崩れてしまうほうが恥ずかしいです。
勇気を出して大きい声でカウントしてみてくださいね。

曲の終わり方の練習

「終わり良ければ総て良し」という言葉もあるように、曲の終わらせ方は重要です。
たとえば、最後がリピート&フェードアウト(繰り返しながら少しずつ小さくなっていく)の曲は、終わり方を考える必要があります。
ライブバージョンの音源があれば、その音源を参考にしてみるのも良いですね。
ライブになると、原曲とはことなり曲の最後でかき回しと呼ばれる太鼓の乱打をすることがあります。
Youtubeで「ドラム かき回し」と検索すると色々と出てきますので、参考にしてみてください。

練習③通し練習と細部の確認

部分ごとの練習が終わったら、曲を最初から最後までノンストップで演奏する「通し練習」をしましょう。
この練習は、個人練習でもバンド練習でも効果のある練習です。
 
部分練習の時と同じく、まずは個人練習である程度できるようにしておいてください。
そのあとにバンドメンバーと合わせて練習するのがオススメです。

通し練習の重要性

a. 曲全体の流れを把握する

通し練習をすることで、曲の全体像を把握できます。
前奏、aメロ、bメロ、サビ、間奏、後奏など、各セクションがどのように繋がっているかを理解しやすくなります。

曲の流れが分かるようになると、本番中に「今どこ演奏しているんだろ?」と混乱する(ロストする)リスクも下がります。

b. スムーズにセクションを移行できるようにする

通し練習をすることでセクション間の移行(Aメロ→Bメロ、Bメロ→サビなど)がスムーズになります。
セクションが変わったときにテンポが乱れないように気を付けてくださいね。

c. 弱点を見つける

通し練習を通して、自分やバンドの弱点を発見することができます。
「ここが苦手だな」という箇所があれば、その部分を重点的に練習することで全体の完成度があがります。

練習④振り返り

録音してみよう

練習の時は録音か録画してみて、後でそれを聞いてみましょう
客観的に聞いてみると「私の演奏ヘタかも…」と落ち込むこともあるかもしれませんが、最初は誰しもそうです。
今できていないことを、次につなげていきましょう!

人の意見を聞いてみよう

バンドメンバーや、家族、友人にも意見を聞いてみると、参考になる意見が聴けるかもしれません。

ただ、厳しい人に聞くと厳しい意見が返ってくると思うので、建設的な意見をくれる優しい人が良いですね。

さいごに

【練習編】も長くなってきたので、ここまでで一旦記事を区切ろうと思います。

本番前の準備などを次の記事で書こうと思いますので、そちらも読んでいただけたら嬉しいです。

 

もし練習でつまづいたら、初心に立ち返って、初心者向けの教本で練習してみるのも良いと思います。

 

 

 

また、ドラムを演奏するにあたって、知識もかなり必要になるので、こういう本も1冊あると便利ですよ。

 

もし「いいドラムを叩きたい」「ちゃんとドラムを習いたい」と思った方は、ぜひわたなべドラム教室へ!

 

ドラム教室の空き時間をご案内します。

火曜:14:30、15:00、15:30

水曜:14:00、14:30、17:00、17:30、20:30

日曜:17:30、18:30、20:30

1枠30分、月3回

月謝10000

柏だけでなく、松戸・流山・我孫子方面の生徒さんも在籍中です。

 

教室の詳しい情報はこちら

 

 

お問い合わせはこちら