先日こちらの記事で触れたスキンケアブランドThe Ordinaryを使っているのですが、
創業社長が薬中になって投身自殺してしまい、大株主のエスティローダー傘下になって事業継続となっています。
創業メンバーの一人だったこちらの美人女性が(オーナーのエスティローダーの元で雇われ社長として)経営を引き継いでいますが、業界の壊し屋、新興勢力が既存業界の重鎮の軍門に下ったわけですから、飼いならされ遠からず勢いを失ってしまうと予想しています。
物心ついた頃に、母の使ってるCHANELの化粧品はなんでこんなするんだろー?とか思ってましたが、
次第に高級化粧品業界ってのは、原材料の原価などたかが知れてて、空気のような、広告宣伝費の占める割合がやたら高いってことを知るオトナになりました
DECIEMはラグジュアリースキンケア業界のユニクロになれたかもしれなかったのにもったいないなあ(稚魚のうちに大魚に飲み込まれた?)と感じてます
同じようなD2Cカンパニーとして注目してきたのが
アイウェアブランドのWarby Parker
ラグジュアリーアイウェア業界もラグジュアリーメイクアップ&スキンケア業界と同じかそれ以上に寡占化が進んでいて、
大量の広告宣伝費を爆撃投下されたあたし達は洗脳されてバカ高いお値段の商品に手を出してしまうようになってるところはクリソツです
CHANEL PRADA MIU MIU BVLGARI Oliverpeoples alain mikli Ray-Ban Oakley Persol Armani Tiffany Ralph lauren Dolce&Gabbana...
これらのアイウェア(メガネ、サングラス)は皆同じ会社↓が作っているってご存知でしたか?
BALENCIAGA Chloé Alexander McQueen LINDBERG MONTBLANC Maui Jim DUNHILL
これらも業界2位の↓の会社
LOUIS VUITTON DIOR FENDI CELINE GIVENCHY LOEWE STELLA McCARTNEY KENZO BERLUTI VUARNET Barton Perreira
これら↑は
こんな感じで、ラグジュアリーアイウェア業界は儲かるわーってんで、ブランドの囲い込み、寡占化は行き着くところまで逝ってるわけで、
ここにWarby Parkerは巧みなブランディングで斬り込んでるわけです
日本でいうとJINSやZoffをもっと洗練させてちょっとお値段高くした感じかな?
長らく未上場ユニコーン企業(推定時価評価額10億US$以上)として注目されてきましたが、
足元は直営店舗の出店コストが先行し↓な感じ
DECIEMもWarby Parkerも
巨象に立ち向かう蟻のような存在ですけど、どこかでturn aroundできるといいんですが