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眼窩の手術を行う施設は全国でも限られています

 

 

眼窩減圧はその最たるもので、全国でもほとんどの県で行われていません

 

 

 

眼窩の疾患自体が少ないのですが、比較的よく見られるのが眼窩骨折です

 

ケンカや交通事故、スポーツ時などで目に強い衝撃が加わると、目の周りの骨が折れて目が窪んでしまうのですね

 

 

この治療は形成外科や耳鼻科で行われることが多いです

 

しかし眼窩骨折もそれほど頻度が高い疾患ではありませんから

 

オペをするドクターも経験が豊富ではないことが多いのです

 

 

例えば1人の形成外科医が生涯で行う眼窩骨折の手術はおそらく5人以内です

 

 

わかりますか?

 

これで綺麗に治せるはずがないのですね

 

 

眼窩骨折の整復術って、骨を元の形状に再建しなければいけない手術なのですが

 

眼窩の骨って当たり前ですが3次元の3D立体構造なんです

 

 

それを整復するのって、3次元で立体を想像する能力が必要なんです

 

 

3Dで再構築する能力を獲得するのって経験が必要ですから

 

10や20やったところで、獲得できるものではないのですね

 

 

それこそ100くらいやらないと獲得できないのです

 

 

 

それが生涯で5くらいしかやらないとなると

 

ほとんどの術者は素人同然の状態で手術をするってことなのですね

 

 

だから手術しても治っていないかたが本当に多いのです

 

そういう方を引き受ける機会が非常に多いです

 

 

 

医者とラーメン屋は、きちんと選んだほうが良いよってことです

 



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2020年 手術実績 4,016件 (2020年1-12月)


現 涙道涙液学会 理事
元 群馬大学 非常勤講師(2014-20)
元 帝京大学 非常勤講師(2017-19)
元 アジア太平洋眼形成学会 理事(2010-18)



オキュロフェイシャルクリニック東京 中央区銀座1丁目ビル8F
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2019年11月10日のバセドウ病眼症講演会の内容はこちら
https://youtu.be/kxH9sgrlt0A

東京MXで紹介されました
https://youtu.be/eE2yMVMhW0U

OurAgeに特集していただきました
https://ourage.jp/column/karada_genki/more/187841/



バセドウ病眼症に悩んでいる方はどうぞ
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