我々の施設には全国さまざまところから患者さんがいらっしゃいます。

北は北海道から南は九州まで、

日本全国さまざまなところから時間とお金をかけて治療を受けにいらっしゃいます。

遠方からの患者さんが受診するたびに

どのような経緯で当院に来られたか伺うと

そもそも適切な治療を受けていない方が多いと感じます。

 

内科ではバセドウの診断を受けているのに

甲状腺の数値が落ち着けば眼の症状は治るからと言われ

眼症については放置されている方もいれば

内科から眼症の治療目的に紹介受診した眼科では

眼球突出が明らかにも関わらずやることは無いと言われて

放置された方もいらっしゃいます。

 

また眼球突出が残存しても

内科や眼科のドクターからも

「眼症なのだからあきらめなさい。そんなに気にならないよ」と言われて、そのまま治らないと思い込んだ方も多いです。

 

このような誤解に基づく知識や常識が世の中に

それも患者さん達だけでなく

眼科や内科の専門の医師達の間にも広がっていると感じていています。

 

家具の隙間に落ちてしまったようになってしまっている患者さん達がすこしでも少なくなるような世の中になると良いなと願っています。

 

昨年度実績2000件(うち眼瞼下垂手術941件、眼窩減圧150件)
群馬大学 眼科 非常勤講師
帝京大学 眼科 非常勤講師
涙道涙液学会 理事
アジア太平洋眼形成学会 理事
オキュロフェイシャルクリニック東京 中央区銀座1丁目ビル8F
03-5579-9995
http://www.oc-tokyo.com/