クミスクチン   (シソ科)

 

【効き目】
利尿、鎮痙、腎盂炎、膀胱カタル、腎臓カタル、過敏膀胱など

 

長い雄しべが特徴のクミスクチンには利尿作用があり、腎臓のお茶として知られています。クミスクチンはインドネシア語で“髭(Kumis)”と“(kuting)”を意味する言葉を合わせたもので、花から伸びる雄しべや雌しべが猫のヒゲに見えたことから命名されました。この個性的な姿から、観賞用としても人気を集めています。日本でもお茶の場合はそのままクミスクチン茶と呼ばれますが、植物として正式な和名はネコノヒゲで、生薬としても猫髭草(ビョウシュウソウ)と呼ばれることがあるそう。英名のcat’s whiskersも全て現地での呼び名を直訳して命名されたと言われています。ヨーロッパでも100年以上前からハーブの一種として取り入れられていたようです。またヨーロッパでははインドネシア(ジャワ)の人々がよく飲むお茶、ということで「Java tea(ジャワティー)」とも呼ばれているそうです。余談ですが日本でジャワティーというと大塚製薬さんの『sinvino JAVATEA』が有名ですが、こちらは原材料が紅茶と書かれていますから別物でしょう。沖縄の健康茶というイメージがあるクミスクチン茶ですが、沖縄県で本格的に薬草茶用として栽培されるようになったのは1964年と比較的最近のようです。それ以前にも1930年代に西表島などで栽培が行われていたことはあるそうですが、第二次世界大戦などの影響で中断してしまったのだとか。2000年前後になると沖縄ブームが起こり、健康志向の高まりと合わせて長寿県沖縄の食材・お茶が注目されるようになります。この影響でクミスクチン茶も健康茶としての認知が高まり、最近ではロズマリン酸を含むことから花粉症対策としても需要が増えているようです。

 

 

詳しくはこちらに書いてあります。よかったら見てくださいね☺️

 

 

クミスクチン   (シソ科)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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※参考文献一覧
すすきちえこ、はじめてのハーブ手帖、メディアパル、
2020、p108
ボタニカル♩ラブ
https://botanicalove.com/kumisukuchin01/