どーもこんばんは、心理カウンセラー奈美です
そしてお久しぶりです。
一昨日から夏休み開始で、子供たちはパラダイス🌴
一方母はというと…家の中が大荒れで、早く夏休み終わらんかなぁ…と既に感じております。笑
さてさて、今日は自己嫌悪のお話でございまする。
誰でも自己嫌悪を感じたことはあるんじゃないかな?と思いますが、自己嫌悪する意味とか、自己嫌悪が癒されていくとこんなふうになるよ!というお話をしたいと思います。
どんなときに自己嫌悪をするかは人それぞれだと思いますが、例えばミスをしたとき。
やらかしたー!と感じますよね。
『迷惑かけて申し訳ない』と感じたりしますし、そこから更に自分に対してダメ出しや自己否定をしてしまったり。
何か上手くいかなかったときにも自己嫌悪を感じるのは比較的わかりやすいものなんじゃないかなと思います。
『もっと確認しとけば…』だったり、ここでも自分を責めてしまう場合もあるかもしれません。
そして相手を傷付けてしまったとき。
『自分のせいで…』と責めてしまうこともあれば、『こんな自分は嫌だ』等、自分に対して否定的な気持ちを感じることってあると思います。
相手に傷付けられたと感じたときにも『自分がこんなやつだからだ』と感じてしまうことがある方もいるかと思います。
仲間はずれにされたように感じたときや、嫌がらせをされたとき『私が何かしたのかな?』と感じるパターンなど、お気付きの方もいるかもしれませんが、自己嫌悪には罪悪感(無価値感)がくっついています。
こういう自分好きじゃないわ…って部分は誰にでもあるでしょうから、それが悪いわけじゃないんですけどね!
自己嫌悪している部分なんてあまり見たくない部分かと思いますが、そんな自己嫌悪も大切な自分の一部として承認ができるようになると、手放しやすくなると思います。
こんな自分いらない!って、ポイするわけじゃないです。
いらない!って思ってしまうものですけど、それも自分なわけで、そんな自分の一部を癒すだけで、これまで自己嫌悪していた部分の見えた方も変わるので、自己認識が変わったりもするんです。
話していて、何か変わったな?と感じることもあれば、雰囲気や表情が変わった方もいて、こちらまで幸せな気分になるものです。
さて、色んなパターンを書きましたが、自己嫌悪って自分にダメ出し(自己攻撃)するだけでなく、他者攻撃になることもありますし、繋がりを自ら切ってしまう要因になったりもします、怖いね!?
自己嫌悪したときに、どんな思考を使って自分にダメ出しをしていますか?
こんな自分じゃあかん。
なんでいつも上手く出来ないんだよ。
やっぱり自分には無理だ。
自分なんてどうせ…〇〇〇〇〇
色んなセリフで自分を痛めつけます。
もしかしたら誰かに言われたことがあるセリフもあるかもしれませんし、自分がそう思い込んでしまっているだけということもあります。
客観的に見て大したことないことでも、自分がそう思い込めば、そういうことになりますからね。
どうせまた失敗する。
どうせ愛されない。
どうせ自分には価値がない。
どうせ必要とされない。
どうせ迷惑をかける。
どうせ傷付けてしまう。
という風に、誰かに言われたとしても、最終的にそう決めつけてしまっているのは自分なので、その思い込みは自分で変えられるんですよね。
自己嫌悪なんて感じたくないものですけど、そこにも何か意味があります。
意味なんてあんの?と思う方もいるかもしれませんが、何か必要があって起こっている(人生は自作自演なので自分が必要としている)という見方をしてみると、見えてくるものがるんですよね〜。
自己嫌悪に限らず、ネガティブな感情を悪者扱いしてしまうとどんどん抑え込まれますが、抑え込んでもなくならないのが感情ってものです。
(麻痺して自覚がなくなることもありまっせ)
思いっきりブレーキを踏んでいるような状態なので抑え込むにもエネルギーも使いますし、そっちにエネルギー集中させちゃあ、ポジティブな方にエネルギー割けないじゃないですか、もったいなーい!
抑え込まれるのは自己嫌悪だけではなく、自己嫌悪することで隠せる『自分自身』でもあります。
自己嫌悪している自分だって、自分の中にいる自分の一部ですし、自己嫌悪が邪魔して出てこれないけど本当は出てきたい自分の一部さえ出てきづらくなるんです。
自分を抑えているわけなので、自分を出すということがしづらくなったりもします。
(あえて自分を強く出すようなことで自己嫌悪に飲まれないようにするパターンもありますが)
これ以上嫌な目に遭わないようにとか、傷付かないようにとか、バカにされないようにとか……自分を隠すというのが自己嫌悪の目的のひとつ。
目立たないように、人目につかないように、なぜするんでしょうね?
こんな自分を見せたらきっと迷惑をかける、傷付けてしまう、嫌な思いをさせてしまう…等の愛も隠れているんですよね。
もちろんそこに自分への愛も隠れています、だって自分が嫌われないように、嫌な思いをしないために隠れるんですから。
どんな嫌な感情にも、愛が隠れているというのが私の考え方です。
さてさて、ちょうどいい例え話があるんです。
私の話ですけど、先日のYouTubeライブで色々とやらかしてしまって、それはもう自己嫌悪の嵐で。笑
もう二度とYouTubeライブやりたくねぇーーー!
とも思いましたけど、あ、これ自己嫌悪ね。
YouTubeライブそのものを嫌悪してるってより、自分自身に嫌悪していました。
YouTubeライブをやりたくない=人前に出たくない
というのは分かりやすいかと思います。
自己嫌悪の目的のひとつ、自分を隠す=前に出なくて済む(目立たなくて済む)んですよね。
自分が許可していない自分を見られてしまうことを恐れているわけです。
それが私にとっては『失敗すること』でもありました。
比較的多くの方がこういう恐れを持っているんじゃないかなと思います。
これが恋愛の場合だと、自己嫌悪している=見られたくない自分がバレるのが怖いので、恋愛するのが怖くなったり、自己嫌悪を隠すので良い子を演じたりする方もいますね。
私はそもそも『前に出る恐れ』がありまして、なので講演という初チャレンジは大きな一歩ではあったんですけど、元々ある『失敗する恐れ(完璧主義)』を刺激されるようなミスをやらかしちゃったんで、自己嫌悪をバンバン感じちゃったせいでね、まぁそりゃ次やるの怖くなるわなぁって、わかりやすいかなと思います。
でもここで、この出来事は私にとってどんな意味があったのか?って考えてみたときに、このネタを思いついたので今書いておりますけども。
そんな自分でもええんやで!という自己承認を強めるイベントでもありました。
みなさんも、自己嫌悪したときは、ダメだと思う自分でも受け入れるイベント発生のときだと思います。笑
ネガティブな感情でも、大事な情報があるんですよね。
これ以上自分を責めなくていいように、そして責められないように、傷付かないように、嫌な思いをさせないように…ならもうそんな場所に立たなければええやんという誘惑を、自己嫌悪の声は発してきます。
自分が成功させたいことだからこそ、失敗するのが怖い。
だからチャレンジするのが怖い!って方もいますよね。
自己嫌悪していれば、これ以上前に出なくて済みます。自分を出さなくて済みます。
『失敗したくない』わけですから、『失敗したくないのでもうやらない』『そもそも挑戦しない』ことで失敗を回避しようとするわけです。
恋愛に置き換えると、大好きな人に告白するのが怖いって、わかります?そんなに好きじゃないけどまぁとりあえず告ってみっか〜!的なノリで告白するより(そんなやつおるんか?ってのは置いといて笑)もう大好きで大好きで、絶対失敗したくない!としたら、めっちゃ怖くなると思いません?
色んな悪い想定をしてしまうからですね。
先日の七夕YouTubeライブでもお話しましたけど、かつての私は『どうせ無理やから』と、結構何にでも思うやつでした。
自己嫌悪が強い人ほど、怖がりになってしまいやすいです。
そして恥ずかしがり屋になります。自分を隠したいですからね!
ほんの数ヶ月前まで『ネット上に自分の動画が残るなんて無理』と思ってました、恥ずかしー!って。笑
私にとっては完璧主義がまだまだ残っていたのでそれを再確認できるいい機会でしたし、今こそ自己承認!のタイミングでしたし、ほんとトラブルは成長のチャンスやなー!と思います。
他にも自己嫌悪のパターンはあるかと思いますけど私を例に進めると、『失敗するとどうなると思ってんの?』ってことです。
みなさんも自分に置き換えて考えてみてください。
この場合だと『失敗すると迷惑をかけてしまう、ちゃんとできない自分は嫌われてしまうんじゃないか?』という恐れだったんですよね。
もちろんこれは古い過去から現在まで引きずってきた思い込みで、今もまだ残ってはいましたけど、そうやってまたどうせダメな自分を自分で証明しようとしてんな!って気付けるようになったおかげで回復も早くなりました。
気付けるようになるだけで、自己嫌悪の沼にズブズブ入り込んで孤独感に浸りこみすぎず済むようにはなるんですよね、自己嫌悪をなくそう!とは思わなくていいと思うんです。
自己嫌悪の時間が減るだけで楽ですから。
自己嫌悪して、こんな自分はダメだと思っていようがそれも自分なわけで、やがて自分自身を強く抑えてしまうとそれ自体が常に自分にストレスを与えている状態になってしまいます。
私もそうだった頃のことを今でもよく覚えていますが、めっちゃしんどいんですよね。
自己嫌悪して自分を隠して守ると言っても、ガチガチに硬い殻に1人で閉じ篭ってしまうような感じになり、孤独感を感じてしまうこともあります。
そういうときって、周りからの評価や愛情を受け取れないんですよね。
繋がりが切れてしまうと書いたのはそういうことです。
だって、自分が自分をダメだ!と決めつけてるんですもんね、私がそう思うんだからそうなの!と頑なになっている状態ですな。
自分が自分のことをそうだと決めているので、誰かの応援や励ましや愛が受け取れません。
私が自己嫌悪しているとき
『そんな奈美ちゃんでも愛されてるから大丈夫』
って言ってくださった先輩もいたんですよ、でも正直そのときはもはや反射的に『そんなわけねーじゃん』って思いが出てきてしまったんですよ!泣
自己嫌悪の罠ですな。
愛を受け取れない。
もちろん今では有難く受け取っております、その瞬間も『そんなわけねーじゃん』と同時に、『あ、そうだったわ』という声も私の中から小声で聞こえてきたんですけど、自己嫌悪ホヤホヤだったんで自己承認の声は小さすぎてかき消されてしまいました。笑
逆を言えば、こんな自分でもいいんだ!こんな自分でも愛されてるんだ!って、自分が思える瞬間が増えれば幸せですよね。
なので、自己承認がものすごく大事なんです。
けどそう簡単に承認ができるなら苦労せんわ!ってなりますよね。笑
なのでカウンセリングだと、その自己嫌悪っていつからあるの?等の質問をさせていただいたりして、自己嫌悪の元になった痛みを癒すことを目指したりします。
アプローチの仕方はケースバイケースですけど。
まずは自己嫌悪してしまう自分のことも、私は承認してあげようよ〜と思います。今はそういう気分なんだよなぁ〜そっかそっか、と、まるで第三者目線かのように。笑
もちろん、自己嫌悪ホヤホヤだとそんな余裕もないでしょうけど。
自己嫌悪しちゃってる自分はダメだなぁ!と、自己嫌悪していることに自己嫌悪するという悪循環は避けたいところですよねー!(よくやってた)
自己嫌悪が、自分嫌い!なら、自分好き!は、自己承認だと思っています。
自分が自分をどう思うか?ってのは変えられるんですよね。
『前に出る恐れ』って書きましたけど、もちろん私に限った話ではないんですけど目立たないで済むというのもある意味メリットになりますよね、目立つことで傷付いてきた人は特に。
嫉妬が怖い、って感じたことのある方や、人前で恥をかいたことのある方ならわかるかと思います。
YouTubeネタなのでこのまま引っ張りますけど、例えば有名YouTuberさんだと、ファンというキラキラした存在も多いですけど、人数が多い分アンチも増えますよね。やなこと言ってくる存在です。
目立つからこそ目をつけられやすいんですよね、彼らは。
そこで自己嫌悪が強い
まぁ、アンチはファンと変わらんと思っている私ですけど。笑
だって、本当に嫌ならほっときゃいいのにアンチってめっちゃ相手のこと調べますやん。笑
好きの反対は無感心。
好きと嫌いは同じ。
だと思っています。
好きも嫌いも、ネガポジでエネルギーが違うだけで、そこに意識が集中するという点は同じなんですよね。
なので自己嫌悪(自分嫌い!)だって、ずっと自分に対してネガティブなエネルギーを集中させているようなもので、本当は自己嫌悪の裏にも才能というキラキラした自分までもが隠れているんですけど、まさかそれがポジティブなエネルギーに変換できるなんて思いもよらないですよね。
自分を嫌ってるんだから。
少し難しいお話かもしれませんが、エネルギーの使い方が変われば、これまで自己嫌悪していたところが個性として、才能として輝き出すことだってあるんですよ。
自分が好き!に変わることだってあるんですよ。
というか、自己嫌悪して隠さなくて良いので、今の自分はすごい楽だ!と思えるので、結果的に今の自分好きだなぁってなれるんですけど。
急に『こんな自分でもいい』と思うのは難しいとしても、どんな自分でも許されると自分では思えなくても、あなたを許す人間がここにおりますよ
私のように頑固な方は、一度変わると本気で決めたら、今度は変わることに頑固になるので変わりやすいと思いますね。笑
最後に。
ちゃんとしないと!と、失敗することを極端に恐れていた私ですが、そういえば私って結構抜けてるんです。笑
自分のことをしっかり者だと思っていましたし、そうならざるを得ない立場で生きていましたし、今もある意味そうですけど、3人育てるシングルマザーだとしっかりしなきゃ!は、やっぱり強くなっちまいます!ひぃー!笑
もっと砕いて言うと、本当はだらしない。笑
(部分的に神経質なのに)
テキトーなんですよね、マイペースだし、軽いというか。
でも自己嫌悪という重しのせいで、随分重苦しい人間でした。
私が夢を叶えた時も軽やかでしたし、そして講演をするに当たって根本師匠からこんなアドバイス(?)も頂いていました。
「ちゃんとやろうとせんでええよ。」
って。
それぞれ別の個性や、合ったやり方がありますから、私はそう、だったのかもしれませんけど。
まぁ完璧主義に陥って自分らしさが失われたら意味ないですしね!これは誰にでも言えることだと思いますけど。
『完璧にやらなければ』という思い込みに縛られた私のお話でした。
自己嫌悪は良くない!ということではないので誤解なきよう……自己嫌悪したっていいんですわ、だってそれが今の自分なんだから。
そうやってどんな自分も受け入れるのが自己受容、自己承認だと思いますし、急に自己嫌悪やめたい!と思ってもあるもんは仕方ないですからね、無理にやめようとすると逆に抑え込んでしまう方が怖いので。
でも自己嫌悪しっぱなしでいいよ!ってことでもないっす。
自己嫌悪をダメだダメだ!と思うのは悪循環なだけです。
自己嫌悪は自分を抑え込むって書きましたけど、自己嫌悪を癒すことで自分本来のエネルギーが発揮されるようになるので、もちろんそこを目指します。
イキイキと自由を感じやすくもなりますし、解放的で、楽になります。
何より自分を好きだと思える部分が増えるんで、それだけで最高っすよねー?
自己嫌悪してもいいんですよ、したいときは。それはそれで今の自分に必要なものですし。自己嫌悪することで見えてくるものがあるからです。
でもそこに留まると苦しいですし、どんどん自分が抑えられていくので、まずは少しでも自己嫌悪する時間を減らすことから目指していただければなと思います。
心理カウンセラー奈美でした!
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