ネットでこんな一文を拾った。
「習近平中国国家主席は、これまで『中華再興』を叫んできた。その一環として、大軍を動かすことに無上の喜びを感じているようである。習氏は、歴代国家主席で軍事パレードをもっとも好むとされている。だが今や、この段階を超えており、他国へ直接的な軍事威嚇を与えることまでにエスカレートするに至った。」(勝又壽良のワールドビュー2024-7-3より)
「日中国交正常化後、正式な国交回復をめざした日中両国であったが、『覇権条項』をめぐって難航し、ようやく1978年、華国鋒・鄧小平政権と福田内閣との間で合意が成立し、平和友好条約が締結された。
 『覇権条項』とは、日中共同声明第7項にある『日中両国間の国交正常化は第三国に対するものではない。両国のいずれも、アジア・太平洋地域において覇権を求めるべきではなく、このような覇権を確立しようとする他のいかなる国あるいは集団による試みにも反対する』というものであった。同様の条項は同年のニクソン訪中の際に締結された米中共同声明にも含まれていた。
 つまり覇権条項とは『反覇権条項』であり、中国・日本も含め、あらゆる国の覇権に反対するという、至極当然の内容であった。」

やはりこの『覇権条項』から言っても米中覇権戦争(WW3)では、日本は中国を倒す側にまわるべきだ。今中国がやっている事は覇権主義そのものなのだから。国際条約は、一国が勝手に振りかざしている正義よりも、守るべき度は重い。