今中華人民共和国(CHAINA)では、1990年半ばに大蔵省が銀行に『総量規制』という命令を出したのと同じ事をやっている。これは大蔵省が銀行に『不動産関係の融資にはもうお金を貸すな』と命令です。これが不動産価格がドーンと下がるきっかけとなった。戦後の日本は個人も法人も土地を担保に金を借りていた。それで土地価格がドーンと下がって担保割れして地獄となった。失われた三十年の始まりです。大蔵省の大失政でした。」

『総量規制』は大蔵省のトンデモ行為の第一弾だった。この行き着いた先が財務省と金融庁への分割解体だった。三十年前にリアルタイムで分からなかった『総量規制』の内容とその結果と過程がやっと分かった。この大失政を当時の大蔵官僚どもも、その後継者たちも全然認めようとしていない。上念司氏の言う高学歴社員の行動そのものだ。当事者たちも、それを指摘しない後継者たちも、2030年前後に戦犯処刑する価値は高い。

「無能者の特徴とは、①間違いを認めない②目標設定を間違える③無駄に自信が有る④プライドが高い⑤自分が頭イイと思っている⑥口だけは達者⑦自分が正しいと思っている⑧同じ間違いを繰り返す」(you tube動画より)

「覚悟を決めた人は、しぶとい。立場身分(ブライド)を守るのが強者の論理なら、権利を守るのが弱者の論理なのである。」(ひろゆき)

「先輩や前任者の行為はどんなに悪いことでも否定せず自分も実行する。自分たちの居心地のいい微温湯(ぬるまゆ)的な状態を壊さないため。」(上念司氏の言う、高学歴社員の特徴の一つ)

「『検察は正義だ』とあなた達は言う。しかし検察は今まで何人もの冤罪被害者を作ってきました。でも誰も責任を認めない。失敗(ミス)を認めたら出世できないからです。こんな組織に私はうんざりしたのです。」
(映画『HERO』より。木村拓哉演ずる主人公のヤング検察官に、二代目松本白鸚(当時九代目松本幸四郎)演ずるヤメ検弁護士が吐いたセリフ)