「2022年2月、プーチンがウクライナ侵略の大義名分として強調していたのが『NATOの東方拡大は約束違反である。ロシアの脅威である』と言う物です。ところがこれは虚偽宣伝(ナラティブ)そのもの。事実に反するとんでもない大嘘。付焼刃的な言い訳にすぎないのです。」
俺流の解釈では、ロシアは日ソ中立条約を一方的に破棄した事は良しとしている。要するにロシアは、「自分に都合の悪い国際条約はいくらでも破って良い。しかし自分の都合の良い口約束を破るのは許せない」という事だ。
こんな一文もネットで拾った。
「(この戦争は)『善のプーチンvs悪のグローバリスト』ではありません。『悪のプーチンvs悪のグローバリスト』なのです。プーチンが支配するロシアには、人権、言論・信教・結社の自由、民主主義などは、一切ありません。『反戦』のプラカードを持って町を歩けば逮捕されます。ある中学生が、学校で反戦の絵を描いたら、お父さんが逮捕されてしまった。ある女性は、娘が作ってくれた花飾りをバッグにつけていたら逮捕され、罰金を払う羽目になった。その理由は、『花飾りの花が黄色と青で、ウクライナ国旗を連想させるから』というのです。本当に冗談のような、ディストピア映画のようなバカバカしいことがロシアでは起こっています。
ウクライナがロシアから離れて欧米に走ったのは、ロシアの国家モデルが魅力的でなかったからです。皆さん、ウクライナの立場だったらどうでしょうか?
豊かで、言論、信教、結社の自由があり、為政者を批判しても逮捕されない欧州?貧しく、言論、信教、結社の自由がなく、プーチンを批判したら逮捕されるロシア?
ウクライナは、「豊かで自由な欧州」を選んだのです。」(written by 北野幸伯)
内外の、特に日本の親露派人士(ロシアンフレンズ)どもには、この点のプーチン擁護論を述べてもらいたいものだ。
「現在の世界は三つの勢力が三つ巴の抗争を演じている。その三つとは、一つ目が『民主的ナショナリストたち』である。トランプ元米国大統領がその代表格である。二つ目は『独裁的ナショナリストたち』である。ロシア大統領のプーチンや、中国の習近平国家主席がその代表格である。三つめは『反国家的無国籍企業家(グローバリスト)』である。ロスチャイルド一族・ロックフェラー一族に代表される、英米支配層(deep state)と呼ばれる連中である。問題は先進国のトップクラスにグローバリストが多い事だ。」(written by 藤井厳喜)