ネットでこんな記事を拾った。「告げられた余命は『8月まで』、年末の第九合唱を夢見て『死ぬわけには』…音楽が笑顔を広げると願い」(読売新聞)
末期がんを患う京田辺市のピアニスト、竿下和美さん(49)は、コンサートを主催するNPO法人「京田辺音楽家協会」の理事長だ。2020年にNPO法人を設立し、『もっと多くの人に、音楽の喜びを身近に感じてもらいたい』と、市民ら向けのコンサートやイベントを開いてきた。
活動も軌道に乗り、日々充実していた昨年２月末、肺腺がんであることが判明した。告げられた余命は、今年8月まで。
宣告された時、竿下さんは「悲壮感はなかった」と言う。残された期間をどう生きようかと考えた時に思い立ったのが、長年夢だった3世代による第九コンサートの開催だった。
竿下さんは今のところ入院には至っていないが、痛みは全身に広がっている。抗がん剤の副作用で、指が痺れて、思うように 鍵盤を押せない日もあった。
第九コンサートではピアノは弾かずに裏方仕事をする予定だが、音楽家として今もピアノの練習に励む。難聴に悩んだベートーベンと、病に侵されている自身の姿を重ねることもあるといい『自分にとっては音楽が病気に立ち向かう精神力の源なんだと気付いた』と話す。現時点では、医師に『これまで通り活動しても構わない』と言われているという。
『50歳って、当たり前に迎えられるんだと思ってたんですけどね』。寂しい気持ちを抱くこともある。そんな時は、年末のコンサートのことを考えるという。
これまでも大人向けの第九コンサートを開いたことはあるが、子どもたちの参加は今回が初めて。『世界平和を願う第九を、年齢も性別もさまざまな３世代が歌う。子どもが参加することで、『音楽があふれるまちに』との自分の思いを、次の世代につないでいける』『何が何でも乗り越えて、命のエネルギーのこもった音楽を、多くの人と分かち合いたい』」
俺はこのピアニストにこう言いたくなった。
「抗がん剤なんか止めろ。俺の背負いこんでいる病気治療理論である中国医学の理論での健康な状態と言うのは、肝臓・心臓・脾臓・肺・腎臓の五つが正常にバランス良く機能している状態だ。抗がん剤はこの中の腎臓を破壊する劇薬だ。中国医学の理論ではガンは基本的に固形物を食べなければ治療し予防できる。肺腺癌ならば肉食制限をかけてみるべし。」
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