ネットでこんな記事を拾った。
「『STAP細胞』という世紀の大間違いがあったにもかかわらず、『いまだ日本の研究不正は続いている』と説明するのは、病理専門医で科学・医療ジャーナリストの榎木英介さん。どういうことか?
『2024年1月23日付の米国サイエンス誌のニュースサイトは、日本人の研究不正を厳しく批判しています。日本人研究者(医師)が100を超える論文を撤回し、疑惑の論文はそれをはるかに上回っているという内容です』『名古屋大学で研究不正により研究費停止の処分を受けている最中の研究者に対して、理化学研究所は研究室を与え、多額の予算を配分するといいます。理化学研究所は改組することで禊は済ませたと考えているのかもしれませんが、本質的なところは変わっていない。大学の研究機関を含め、研究不正防止の体制はいまだになってないといえます』(榎木さん、以下同)
『問題が起これば、当事者だけに責任があると突き放す。』
『論文では、"この治療法が効くかもしれない"と記述しているのに、プレスリリースでは"効果があります"と誇張するといったことも珍しくない。1を10、100として発表してしまう研究不正が多い』
 北欧などでは、政府に研究機関をチェックする部門があるというが、『日本はそれが無い。各研究機関に任せてしまうことで、身内が身内を調査することで隠してしまう』。
 隠蔽体質に加え、仮に発覚してもトカゲの尻尾切り。榎木さんは、『不正のやったもん勝ちのような状況が続いています。こうした事実をもっと沢山の人に知ってほしい』」

隠蔽体質、不正発覚時のトカゲの尻尾切りに加え、自分たちの利益に反する事実は黙殺という、世のため人のためにならない行為も専門家は実行する。100や10をゼロとしてしまうのだ。「西洋医学式のガン治療の成功率が極めて低い。結果的に死なせてしまう事(パターン)が多い」という事実を、西洋医学の専門家たちは認めようとしない。帝国海軍の主流派だった戦艦の専門家たちは空母や戦闘機やレーダーの有用を認めず、戦艦大和なんかに予算や資材をつぎ込み続けたのと同じ失敗・不道徳行為を続けているのだ。

僕は何度も書いてきた事だが、政治・軍事・医療・教育・報道・司法・警察・宗教・学問・創作・興行・諜報(スパイ)など分野を問わず、専門知識の豊富な専門家というのは利害関係者だ。国や社会全体の利益よりも、自分と自身の所属する組織や業界の利益を優先しがちだ。
加えて情報を最もゴマカすことの出来る人たちでもある。さらに専門家集団=利害集団だからこそ、集団に内在論理という物が発生する。オモテに出せないホンネを優先して活動するようになる。自分たちの利益のために、いわゆる陰謀に走る。内部に対しては情報隠蔽を恫喝して強要。外部に対してはタカリや詐欺騙し、殺人以下の犯罪行為に走るを良しとすることさえある。だから専門家たちは事実を隠蔽する。自分に不都合不利益な現実は認めない。真実を言わず、常時(いつも)虚偽宣伝(ポジショントーク)に明け暮れる。専門家集団=陰謀集団なのだ。

「要は『自分に不都合な現実は認めない』ということだ。(中略)専門家とは利害関係者の別名である。国や社会全体の利益よりも、自分や属する組織の利益を優先しがちだ。その上情報を最もコントロール出来る人たちでもある。専門家は専門家だからこそ本当のことを言わないのだ。(中略)(真実を見据えてくれたのは、)大勢に阿らず自分の目と頭で問題を突き詰めようとする人たちだった。利害関係者たる専門家よりも国益を考える素人の判断の方がよほど確かなのだ。」(鈴置高史。『米韓同盟消滅』より)
「専門知識の豊富な専門家が信用を失えば、日本はもっと良くなります。」(堺屋太一)
「専門家とは、いつも同じ間違いを繰り返す人たちのことである」(ヴァルター・グロピウス。ドイツの建築家)

「マイクロソフトという、聞いたことも無いシアトルの会社が、しかも学生がやっている弱小企業と大企業のIBMがなぜ契約したのか。それは実際にプレゼンが上手くいったからだ。実物のソフトを見せて、『ちゃんと動きますね。じゃあやりましょう』と言う判断が下されたのだ。日本の大企業ならば目の前でちゃんと動いたとしても『信用できない』『実績が無い』という空気的な理由を付けて契約しないだろう。」「あなたは『権威』に弱いだろうか。かく言う僕も医者や学者の言う事は聞くから、権威に弱いと言えるかもしれないので程度の問題だ」「実際の所世の中では、大ウソつきの主張が罷り通る事がたくさんあります。」(ひろゆき)