「価値の増殖(高付加価値商品の製作創作)が出来るのは、能力の有る人だけだ。J.M.ケインズはY=C+Iという数式を作った。国民所得・国民全員の金(Y)=費用{コスト}(C)+有能な営業者創作者の知能(I)ということだ。費用{コスト}(C)は無能労働者の給与や、商品の創作制作の材料費・光熱費などだ。マルクスが「無能労働者の仕事でも価値・価格が生み出せる」としたのは間違いだった。それでマルクスレーニン主義の理論に則った国家運営、いわゆる共産主義革命はコケた。」
だが幾ら能力の有る人が凄い商品を作っても、金を持った買い手が満足(マトモ)に存在しなければ商品は売れない、価値は発生しない。在庫の山が出来るだけだ。
企業・雇用主は「労働者への給与を、自社製品を買って貰うための投資」と考えるべきだ。国家とそれを動かす支配層は、増税を「世間に売り出される商品の価値・価格を削り下げる行為」と考えるべきだ。内外上級国民の皆様は増税やら給与減など、無能国民・下級国民に満足に金を得られないようにしているが、これは良くない事だ。富の一極集中の弊害だ。国民故人の消費力増も経済発展には大切なのだ。

【参考資料:昔の経済人の言葉】
岩崎弥太郎(三菱財閥創始者) 「およそ事業をするには、まず人に与えることが必要である。それは、必ず後に大きな利益をもたらすからである」
本田宗一郎(本田技研工業創業者)「社長なんて偉くもなんともない。課長、部長、包丁、盲腸と同じだ」 
土光敏夫(旧経済団体連合会第4代会長)「社員諸君にはこれから3倍働いてもらう。役員は10倍働け。俺はそれ以上に働く。」 
ヘンリー・フォード(フォード・モーター創業者)「奉仕を主とする事業は栄え、利得を主とする事業は衰える」 
「他の要因はさておき、我々の売上は、ある程度賃金に依存しているのだ。より高い賃金を出せば、その金はどこかで使われ、ほかの分野の商店主や卸売り業者や製造業者、それに労働者の繁栄につながり、それがまた我々の売上に反映される。全国規模の高賃金は全国規模の繁栄をもたらす」 
松下幸之助(松下電器産業(現パナソニック(笑))創業者)「産業人の使命は、水道の水のごとく物資を無尽蔵たらしめ、無代に等しい価値で提供することにある。それによって人生に幸福をもたらし、この世に楽土を建設する」 
渋沢栄一「その事業が個人を利するだけでなく、多数社会を利してゆくのでなければ、決して正しい商売とは言えない」 
早川徳次(シャープ創業者) 一.近所をよくする。近所を儲けさせる。二.信用、資本、奉仕、人、取引先、この五つの蓄積を行え。三.良い人をつかんだら、決して放すな。四.儲けようとする人は、儲けさえあればいいんだ。何事にも真心がこもらない。 五.人に良くすることは、自分にも良くするのと同じだ。人を愛することは、自分を愛するのと同じだ。

【参考資料:イマドキ(2000年代)の経済人と政治家の"言葉"】
小泉純一郎  第89代内閣総理大臣 【【【世襲3世】】】「格差が出ることは悪いとは思わない。成功者をねたんだり、能力のある者の足を引っ張ったりする風潮を慎まないと社会は発展しない」 
安倍晋三  第90代内閣総理大臣 世襲3世「格差なんていつの時代でもある。じゃあ朝日新聞の給料はいくらなんですかと言ったら終わっちゃう話なんだよ」
中西輝政(国際政治学者 京都大学大学院人間環境研究科教授 安倍晋三ブレーン)「少子化を憂う必要はない、格差社会が広がりコンドームを買えない貧困層が増えれば子どもはすぐ増える」
竹中平蔵・現在は政商「競争が進むとみんなが豊かになっていく」「成功者の足を引っぱるな、君たちは貧乏になる自由がある。」
塩川正十郎 元財務大臣「ほんなん、できるかいな。ぼくらはあんたらと生活のレベルが違うやないか!(毎月)100万かかるよ。みんな人間平等だと思っていたらとんでもない間違いだ」-国民年金だけで生活することができると思うかと聞かれて-
自民党某議員「貧困の再生産など起きない。彼らは子供さえ持てないからいずれいなくなるだろう」-2006年9月12日(火)発売 週刊SPA!2006年9月19日号49ページ-
奥田 碩(日本経団連名誉会長 トヨタ自動車相談役)「格差があるにしても、差を付けられた方が凍死したり餓死したりはしていない」「マスコミの厚労省叩きは異常。報復しようかと。スポンサー引くとか」
宮内義彦(オリックス会長 元規制改革・民間開放推進会議議長)「パートタイマーと無職のどちらがいいか、ということ」
奥谷禮子(人材派遣会社ザ・アール社長 日本郵政株式会社社外取締役 アムウェイ諮問委員)「格差論は甘えです」 「競争はしんどい。だから甘えが出ている。個人の甘えがこのままだと社会の甘えになる」
篠原欣子(人材派遣会社テンプスタッフ社長)「格差は能力の差」
三浦朱門  作家 元教育課程審議会会長「非才、無才には、せめて実直な精神だけを養っておいてもらえばいいんです」
南部靖之(人材派遣会社パソナ社長) 「フリーターこそ終身雇用」
林 純一(人材派遣会社クリスタル社長) 「業界ナンバー1になるには違法行為が許される」
渡邉美樹(ワタミ社長) 「24時間仕事のことだけを考えて生きろ」 「人間は何も食べなくても[感動]を食べれば生きていけるんです」 
鈴木修(スズキ会長) 「土曜休んで日曜も休む奴は要らない。8時間働けばそれでいいなど通用しない。成果で報酬がでるんだ」 
秋草直之(富士通代表取締役会長)「業績が悪いのは従業員が働かないからだ。」
御手洗冨士夫(キヤノン会長、日本経済団体連合会会長)「偽装請負は法律が悪い」 「新卒社員は学生時代の成績で初任給に格差をつけろ」「派遣労働が低賃金なのは当たり前。気ままに生活して賃金も社員並みというのは理解できない」
箕浦輝幸(ダイハツ工業社長)
「最近は若者があんまりお金を持ってないというのがあって、若者が少し車離れしてるんですね。それで車離れとお金がないって事でそういう『連中』が少し安い車という流れも少しある」 
永守重信(日本電産社長) 「社員全員が休日返上で働く企業だから成長できるし給料も上がる。たっぷり休んで、結果的に会社が傾いて人員整理するのでは意味がない」
猿橋 望(NOVA創業者)「労働基準法なんておかしい。今は24時間働かないといけない時代なのに」
折口雅博(日雇い派遣グッドウィル・グループ会長)「日本で払う給料は、間違いなく中国で払うより高い。労働者が、もの凄く安いコストで働いているというようには私は思っていません」
中鉢良治(ソニー社長)「需要減の影響が一番大きい。これほどとは思わなかった」「雇用を優先して損失を出すことが、私に期待されていることではない」
大島健伸(SFCG/旧商工ファンド創業者)「金儲けるのは金持ちから儲けるのは大変なんだよ。貧乏人から儲ける方が楽なんだ」「おい、いいか。俺の『バカ』と言うのを、100万回テープに吹き込んでおけ。毎日聞いとけ! バカバカバカ! バカッ!!!」
カルロス・ゴーン(日産自動車社長)「日本の報酬体系では、外国人を抱えられない」
米倉弘昌(第3代日本経団連会長、住友化学代表取締役会長)「日本経済は中国頼み?そんなことはない。日本はもっと中国に投資していい」「(尖閣諸島付近における中国"漁船"衝突事件)はもう済んだこと。追及するな。だが日中関係を悪化させたビデオ流出は徹底的に追及せよ!」
鷲澤正一(長野市長、信越放送取締役)「(俺自身は就活したことないけど)就職が内定してない学生は反省しろ!コネを使って何が悪い?」
ハワード・ストリンガー(ソニー会長兼社長)「(プレイステーションなどオンラインサービスの)個人情報流出など大したダメージではない。利用者はゲームが出来ないことに怒ったのだ」