「最後に私の遺言になるが訴えたい。それは医師ら医療関係者の待遇改善の問題である。多くの人々が注意を喚起されたはずである。日本国の将来がかかった喫緊の課題であることを、多くの国民が自分の問題として考えて欲しい。」
僕はこう思った。「この人は医療業界の浮動層しか見ていないな。」

医療業界は複数の人間の複合体だ。業界を三つの階層に分けて運営している。
一階層目は中核層。集団の利益のために、見せかけの理想を掲げて活動する。その活動が自分たちの金や出世に結びつくよう巧みに内外を制御する。良心は無いが知的レベルは高い。ウソつきで残忍な性格だ。
二階層目は利権層。中核層に従うことで出世する、金や仕事を得ることが目的の人たちだ。ウソつきで強欲な性格だ。
三階層目は浮動層。中核層が掲げた理想に共感する人たち。正義感に基づいて行動するが、いい人と思われたいという虚栄心があることも多い。その集団の下劣な実態を知ると、自身の金や生活のために集団に尽くすようになる。利権層に成り下がる。あるいは離反する。内部告発者になろうとして抹殺されることもある。バカで善良な人たちだ。

世間一般向けには善良な浮動層を、ドラマや劇画で描かれるような吐き気がする程まじめで誠実な人たちを、「科学的な西洋医学の理論に則った治療こそ唯一無二の病気治療術。文字通りの標準治療。」という教義を盲信し、思考停止状態となった末端のカルト教団員のような人たちを前面に出して自分たちを善良集団だと思わせる。そうして裏で悪どいコトをやるのだ。

最新の発覚実例は、医療業界の利益 のため2021年に、日医連は首相に1400万円、武見敬三厚生労働相には1100万円を献金した件だ。 「『毒ワクチン注射の責任は医者や医師会には無い』という事にして下さいね。」「お金を掛けずに患者を治せる東洋医術の導入は止めてね。」「治せない藪医者(ヘタクソ)から医師免許を剥奪する法律は作らないでね」という事なのだろう。これの実行犯である中核層や賛同者である利権層を戦犯処刑・公職追放することが、国のため国民のためだ。