ネットでこんな一文を拾った
「国民民主党が11日、次期衆院選東京2区(中央区、台東区)の公認予定者として鳩山紀一郎氏(47)を選任したと発表した。紀一郎氏は鳩山由紀夫元首相(76)の長男。」

鳩山 紀一郎(はとやま きいちろう、1976年7月26日 - )は、日本の工学者(交通工学、都市工学)、政治活動家。学位は博士(工学)(東京大学、2007年)。元長岡技術科学大学大学院工学研究科産学融合特任准教授。政治団体日本先進会代表。
これに対しネットでは、こんな声が上がった。

「世襲やめろよ」「嫌な予感しかしない」「悲報」「親父よりはマシそうか」「とりあえず世襲でも東大出てる人はすごいと思う」「玉木ウソだろ。これはないわ」「二度と鳩山一族を政治家にするなよ」「見損なったぞ玉木。この時期に世襲議員擁立とは」「世襲は良くないと思うけど東大卒はOKでしょ」

俺は否定的な感覚だ。この男に我々庶民の事は分からない。庶民のための政治なんか出来ないような気がしてならないからだ。「東大卒はOK」などと言う人も居るが間違っている。一言で言えば、「試験(test)でイイ点数を取りまくれる技術と、いわゆる学歴と人間性や何かのプロとしての優秀さは比例しない。」この事実を分かっていない日本人は余りにも多い。

実例を挙げれば、宮澤喜一・鳩山由紀夫・豊田真由子・福島瑞穂・米山隆一・松川るいなど、東大を出て政治家になったが、全然まともな結果を出せていない無能だった政治家は実に多い。日本が次の新時代を迎えるために必要なのは、「東大出身者に代表される高学歴者=有能・立派・偉い」という神話の破壊だ。

「明治維新のような大改革がなぜ起こったかというと、『武士は偉くない』とみんなが気付いたからです。それまでは、武士は剣術の鍛錬をしていて、きちんとした学問も受けていて、伝統的な様式美も守っていたから偉い、立派だと思われていた。ところが黒船が来た時に、武士の剣術や学問は時代遅れの全く役に立たない物であることが判ってしまいました。」(堺屋太一)