病気治療に対する僕の美学・信念(スタンス)をまず書きます。
「『治せればなんでもイイ。』世の人の様々な病気や体調不良を治せるならば、良く言えば科学的・悪く言えば人体を機械と同じに考えている西洋医学の理論に則った治療だろうと、良く言えば哲学的・悪く言えば非科学的な東洋医学の理論に則った治療だろうとどちらでもイイ。」
「治せる確率が高ければ高いほど、イイ医者イイ治療家イイ治療術である」
「失敗する確率が低ければ低いほど、イイ医者イイ治療家イイ治療術である」
「治せる確率と治せた結果が同じならば、治療のために患者さんが背負いこむ金銭的・時間的・肉体的・精神的負担は、小さければ小さいほどイイ医者イイ治療家イイ治療術である」
このようなスタンスを持つ僕のこの本で述べられている、幾つかの箇所へのツッコミを書きます。

「だから当たり前のようでも、万能薬や万能療法は存在しないという事、その理由をきちんと理解しておくことは有益だ。」
これは賛同できる。「だから科学的な西洋医術だけでなく、良く言えば哲学的・芸術的。悪く言えば非科学的な東洋医術も容認するべきだ」と言って欲しいですねえ。
「患者さんが痛みに耐えきれなくなった時点で無責任にも病院に丸投げしてきた気功師と安保徹氏は同類だ。」
非標準治療にもこのような失敗例はあるということでしょう。問題はその確率です。様々な薬害事件や連続死亡事故などの、手前らの失敗トンデモ行為は無視黙殺(スルー)でいいのかね。
「専門家の意見を紹介すれば、『多くの女性を子宮頸がんから守るには、検診とともに予防接種を受けることが重要ではないでしょうか。』」
専門家のセリフだからといって鵜呑みにするべきじゃあない。いわゆるポジショントークだったりすることもある。

「要は『自分に不都合な現実は認めない』ということだ。(中略)専門家とは利害関係者の別名である。国や社会全体の利益よりも、自分や属する組織の利益を優先しがちだ。その上情報を最もコントロール出来る人たちでもある。専門家は専門家だからこそ本当のことを言わないのだ。(中略)(真実を見据えてくれたのは、)大勢に阿らず自分の目と頭で問題を突き詰めようとする人たちだった。利害関係者たる専門家よりも国益を考える素人の判断の方がよほど確かなのだ。」(鈴置高史。『米韓同盟消滅』より)

 

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