はじめましての方も、二度目まして以上の方もおつまわりー☆かしまわりでございます。


さて、早速②へ行きましょうか。
今日からは各ポジション毎に考えて参ります。今季から来季へ向けて「かわる」要素なんかも含めて見て行きたいと思います。

本日はGK、CB編です。


GKから行きましょう。

曽ヶ端 40歳
スンテ 35歳
川俣 30歳
沖 20歳

年齢バランスは曽ヶ端から川俣までは5歳毎、川俣から沖までは10歳差。GKは見事に5年周期となっています。問題はレギュラーであるスンテと2ndGKの曽ヶ端の年齢。次に引き継いでいくところに不安があるところでしょうか。
来季は鹿島ユースから逸材中の逸材である山田くんの昇格が規定路線になっているとはいえ、年齢でサッカーをするわけではないですが、経験値や能力を考えても中継ぎが必要になって来ると予想されます。川俣が曽ヶ端の牙城を崩す、沖が川俣、曽ヶ端をゴボウ抜きする、といった成長が待たれているポジションです。特に沖にとっては下のスパンが2年と短くなりますから正念場の年になりそう。川俣もここで一つ今の地位を上げて行かないと…。もちろんそれを許さないために曽ヶ端、スンテも…と1つしかないポジションを争う戦いは熾烈な競争になりそうですね。


次にCBです。

犬飼 26歳
スンヒョン 25歳
ブエノ 24歳
町田 22歳
関川 19歳

全くスパンが開かない歪な年齢構成になっています。絶対的レギュラーの昌子、植田の欧州移籍という想定内の異常事態がありましたから致し方なし。むしろ犬飼、スンヒョンのクラスが揃えられているだけすごいことです。とはいえこの2人に続くのがブエノ、町田でその下に関川。決して層が厚いとは言えませんし、レギュラーである2人も昌子植田の安定感からはまだ遠いと言えます。全体的なレベルアップが必要なポジションで、わざと層を薄くして成長を促している「育成ポジション」であることは間違いありません。同時にここの突き上げがチームの強さに繋がって来るポジションです。多少の失点を覚悟しながら我慢しながら見守っていきたいところです。


この2つのポジションはセットで時間差で世代交代ということになるでしょう。GKに曽ヶ端、スンテがいる内に、CBの陣容を固めておきたい、強固なものにしたい、といったところでしょう。

CBは犬飼、スンヒョンのコンビが軸になるのでしょうけど、スンヒョンが将来的に兵役で居なくなってしまうことを踏まえるとスンヒョンに続く選手の育成が必須です。年齢的に世代交代というのは違うのかもしれませんが、ここは見据えなければならない部分です。

また明日のSB、CHのところでも話すところですが、ビルドアップの課題に直結して来るのがCBの役割のところ。面白いことに、CB陣全ての選手が持って前に運ぶことができる選手となりました。その質の良し悪しは別としても、これだけ足並みが揃っていればビルドアップのパターンに組み込むことができます。ターンオーバーしてもパターンを変えることはありませんし、質で比較することができます。どちらかといえば守備よりも攻撃の組み立て面で「かわる」鹿島が見られるかもしれません。


明日のブログはSB、CH編です。お楽しみに!