はじめましての方も、二度目まして以上の方もおつまわりー☆かしまわりでございます。


さて、昨日新体制発表会がありまして、陣容も整いましたので今日から選手編成考察をやっていきます。

今日は全体のバランスを見ていきたいと思います。まずは各ポジションの人数を見ていきましょう。あくまでも「起用が予想される」メインポジションでの確認となりますのでご了承ください。


GK 4人
曽ヶ端、スンテ、川俣、沖

CB 5人
犬飼、スンヒョン、ブエノ、町田、関川

右SB 2人
篤人、伊東

左SB 4人
脩斗、安西、小田、佐々木

DH 2人
永木、健斗

CH 3人
レオ、名古、平戸

右SH 2人
遠藤、レアンドロ

左SH 3人
白崎、充孝、安部

ST 2人
聖真、セルジーニョ

CF 3人
伊藤、金森、優磨、一真、有馬

計32人

SBは安西、小田が両サイドできますから流動的。SHも同様に両サイドできる選手がいることを加味してのことでしょう。バランスは良い構成となっています。

一番手に怪我の多い選手を抱えている右SB、右SH、は層が薄いことも相まって心配ですね。SBに関しては安西、小田が両SBで控えているので、昨季のような怪我人の連鎖がなければ(既に伊東、小田の昨季末の怪我による出遅れがありますが、そのために補強は必要がありません。いたずらに選手数を増やす必要もないです。)回せるでしょう。ですから心配なのはやはり右SHですね。今後何かあるのはこのポジションでしょう。

そういった意味ではCHもレオ不在時が不安です。名古、平戸の出来次第では白崎をこちらで起用することも考えられますが、SHも薄いですから、CHは夏以降に何かがあるポジションかもしれません。


続いて年齢構成を確認していきます。(学年別。早生まれは繰り上げがあります。)

40 曽ヶ端
39
38
37
36
35 スンテ
34 脩斗 レオ
33
32 篤人
31 遠藤 永木 伊藤
30 川俣
29 充孝
28
27 聖真
26 犬飼 レアンドロ 伊東 白崎
25 スンヒョン 金森
24 セルジーニョ 安西 ブエノ 一真
23 優磨 健斗 名古
22 町田 平戸
21 小田 安部
20 沖
19 関川 有馬 佐々木


「育成年」ですからさそがし下の年代が多いピラミッド型になるのかと思っていましたが、案外思っていた程でもない、という印象を受けました。

昨季から大きく変わった部分として、26〜29歳の働き盛りの年代、特に26歳を迎える93年組に人数をかけていることが目に付きます。
また24歳を迎える、働き盛りを控える年代にも多くの人数を割いています。更にこの24〜26歳の年代には外国籍選手が6人中4人と固まっているんですよね。日本人選手も犬飼、白崎、金森、安西と移籍組が多く、良い意味で「欧州移籍しないだろプロテクト感」があります。今後の移籍加入のポイントになって来る事案かもしれません。

で、この年代が私が先に思っていたのとは違って、思っている以上に東京五輪世代の蓋になっているんです。
このブログを書くまでは今季からの育成対象はいくつかのポジションが薄いから〜とあっさり東京五輪世代だと思っていたんですが、

町田→犬飼、スンヒョン、ブエノ
平戸→白崎、(右SHなら遠藤)
小田→篤人、脩斗、伊東、安西
安部→充孝、レアンドロ、白崎

と越えなければならない壁が2人以上用意されていることがわかります。思っている以上に壁は高く、競争の強度は高いですね。しかしこの中でも平戸だけは「使う」という意思表示が強いように思えます。(そうでもしなければ取り戻せなかったのかもしれませんが…)
とはいえ、先ほど書いたように24〜26歳は外国籍選手が多く、移籍組が多いことも踏まえると、即戦力がこの年代に集まっています。そう考えると(23〜26歳を対象にすればGK以外は1チーム分ガチなオーダーが組める)、やはり対象はそれを越えさせるために東京五輪世代となるのでしょう。

庄野社長の新体制発表会での発言を切り取ると、

「中心選手(23〜26歳)のレベルアップと若手(21〜22歳)の成長で絶対的存在を育てる」

といった旨はここら辺に表れている、と捉えることができますね。


今日はざっくばらんに話を進めて来ました。明日からはポジション別にペラペラこちゃこちゃと話していきます。いつものように2つずつくらいのペースで参ります。ではまた!