おつまわりー☆

長らく放置となっていましたこのシリーズ。
過去の記事はこちら。
            

今回が5番目となります。

で、④ではまとめると言っていたのですが、その間にいくつか動きがありましたから、その辺を少し整理したいと思います。

まずは新加入選手。
鹿島ユースの2選手、佐々木翔吾と有馬幸太郎の昇格が決まりました。
鹿島公式はこちら

高円寺杯U18プレミアリーグ首位を走る鹿島ユースから2人が決まっています。
左SBの佐々木とMF登録ではありますが「2人目の優磨」に期待がかかる有馬の昇格となりました。

次が不安視(歓迎すべきですが、チーム編成的にはしんどい)されていた海外移籍。
ここに来て昌子の移籍が現実的になり、優磨の移籍も秒読み、健斗や安部も雲行きが怪しくなって来ました。ましてや世界の品評会であるCWCに出場するわけですから、セルジーニョやレアンドロも怪しいところ。この辺も踏まえて考えていかねばならなくなりましたね。

主軸が一気に入れ替わります。今まで滞っていた新陳代謝のところが一気にケチャドバするような感じでしょうか。鹿島はチームが強くなればなるほどに選手の質が高まるわけで、代表に排出することがステータスになる、ということも踏まえているわけですから、必然的に人目に触れるわけで。こうなってしまっても仕方がないというか、なんというか…。

また、外国籍枠は5+1(外国籍枠5+提携国枠1)に決まりそうです。ですので、今いるスンテ、レオ、レアンドロ、スンヒョン、セルジーニョの体制がそのままであるならば外国籍枠の補強はできない(提携国枠はできますが、タイ、ベトナム、ミャンマー、カンボジア、シンガポール、インドネシア、マレーシア、カタールから選ぶとなるとなかなか難しいところ)というところですね。

あとは大岩監督続投というところ。
問題は主軸が一気に入れ替わる点。こうなってしまえば、個に依存する鹿島としては今のサッカーの継続は難しい。実際問題、若手主体だったC大阪戦、柏戦では4-2-2-2ではありませんでした。もちろん準備期間があることはありますが、昌子に頼った守備や優磨頼みのポストプレーには依存できないことになります。

ただし光明はあります。若手主体のチームの方がペナ角攻略は上手でしたし、リーグ戦で主力を揃えたチームに対して勝利を収めました。これは今までになかったプラス要素です。
攻撃面では良かったところを推進できれば良いわけですし、守備面は個に依存しながらも個の能力に頼りすぎずに組織的な形も見出して行けば良い、というのを来季の形にしてしまえば良いわけです。

しかしながらその術が現体制にないからこそ、紆余曲折ありながら今の「自分達が勝てるサッカー」に落ち着いているわけで、この体制が続いて行くならば、今の体制に足りないピースを埋めなくてはならないでしょう。

まとめ編に入る前に、シリーズ中に変更があったいくつかの事柄についてのお話でした。

ちょいちょいいろいろを挟んだりするかもしれませんが、これにてまとめ編へ向かおうと思います。