例年、出かけているのだが、こんな記事↓を目にして、もう綺麗に咲いているのかと、根津神社のつつじまつりに行ってみた。

記事にもされ、天気の良い週末の土曜でもあるし、混んではいるだろう、下手すると、境内入口の鳥居のあたりまで、つつじ園への入場待ちの行列がのびているかも知れない、そのときは入場するかどうかは考えものだな、と思っていた。


行ってみたら、とんでもなかった。
行列は、鳥居までなんてなま易しいものではなく、鳥居を出て200mほど、不忍通りくらいまで延びていた📷↓。

悩む余地はなかった。つつじ園に入るのは瞬時に諦めた。


つつじ園には入らず、下から眺めた図📷↓。





つつじ園は遠目にしか見ることができなかったので、間近なつつじは、毎年、境内に1軒だけ来ている植木屋のそれでお茶を濁した📷↓。


 


休日、 折角、谷根千(谷中、根津、千駄木)界隈まで来たのだから、昼めしがてら、一杯やろうかとネットで調べてみると、谷中ぎんざ商店街に、日本酒を多く揃える立呑屋があるようだったので歩いて行った。


“谷中ぎんざ”の存在は知っていたが、訪れたのは初めて。


立呑屋は、商店街の真ん中あたりのビル2階にある『やなか純米や』📷↓。
 


記事↑には、ALL350円とあるが、現在は550円になっていた。


筆者が呑んだのは、📷↓。

福井の『黒龍』、福島の『飛露喜』、長野の『十六代九郎右衛門』、秋田の『新政』。

立ち飲みテーブルの隣では、フランス語を操る男女3人組が、筆者と同じ『十六代九郎右衛門』などを呑んでいたが、店の女性スタッフは、何食わぬ顔して、英語でメニューの内容や、学食のような食券制の注文方法を説明されていた。


“谷中ぎんざ”の日暮里寄りにある“夕焼けだんだん”から見た商店街📷↓。



“夕焼けだんだん”のそばでは紙芝居『花咲か爺さん』が始まるところだった📷↓。

映画などのロケをやっているわけではない。

今風の洒落た造りのファサードの店も少なくないが、どことなく、昭和にタイムスリップしたような風情を遺す心落ち着く商店街で、内外国人で通りがあふれるのも分かる気がした。


 


“谷中ぎんざ”で、昼呑みした後、地下鉄千代田線の千駄木駅から帰途についたが、途中、赤坂で下り、『赤坂 砂場』で昼めし。
例によって、せいろ1枚と釜揚げうどん(小)、それに麦酒🍺↓。







筆者が座った小上がりの座敷の席は、故、伊丹十三監督の映画『たんぽぽ』で使われた、まさにその席だった↓。
 


『たんぽぽ』といえば、このシーン↓も、赤坂あたりのホテルのレストランという設定であったのだろうか。