2024.3.2(土)、午後7時より始まる東大寺修二会(しゅにえ。いわゆる、「お水取り」と言われる行事の“お松明”上堂)を、二月堂舞台下最前列で見るために、その8時間前の午前11時前より、二月堂石段下の燈籠前でスタンバイ。
テレビニュースで放送されるような位置から見るだけなら、土曜でも、始まる直前でじゅうぶんだろうが、舞台下の芝生の区画に入って見ようと思えば、遅くとも午後5時前に並んでいなければならないだろう(芝生の区画に入場できるのは、およそ午後5時からで、およそ400人くらいの人数で、係員に入場者数がチェックされて、それを超えると、入場出来ないし、トイレに行くにも、再入場の小さな紙を貰って行くことになる)。
筆者は、行列5番目だったが、それより前に並ばれていた方々は、カメラ撮影が主目的の皆さんで、舞台下最前列などには位置どられないので、スマホで撮影するくらいの、見物客としては、事実上の先頭だったといえるかも知れない。行列はアスファルトの路面に並ぶことになるので、簡易の組立椅子か、筆者のような発泡スチロール製折り畳み式座布団が必須。雨が降ったら、雨合羽とか、傘とかも。
ただ、日本は安全のどかなので、椅子や発泡スチロール座布団、荷物などを置いて席を外しても、盗まれるとか、席に割り込まれるなどのことはない(保証は出来ないが)ので、近くであれば、短時間、舞台上で参拝したり、食事やトイレに行ったり、修二会の他の行事を見ていたりすることは可能。
📷↓は、二月堂舞台下にある修二会参籠宿所。
その夜使用されるお松明が立てかけてある。
昼、二月堂の隣、三月堂前の絵馬堂茶屋で昼めし天ぷらうどん定食(1000円)📷↓。
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お松明は、10本。わずか20分強の時間で終わるが、そのために、東京から出張って、寒風下、露天のアスファルトの上で8時間待ちのスタンバイという修行⁉を経た後だけに、感慨も深いし、火の粉を浴びて、無病息災、またこうして訪れることができて、お松明を眼にすることが出来た喜びも大きい。
「CARPE EIEM」カルペ・ディエム。「その日を摘め」↓という一言が、年降るごと、日経るごとに重みを増していく。