前々回、前回blogからの続き。

2024.1.7、幼稚園来の旧友と『道の駅鹿島』のかき小屋“ガタっ子ハウス”、肥前浜駅の『HAMA BAR』とハシゴしてきて、次は、肥前浜駅近くの浜三ツ角西のバス停から祐徳稲荷神社をめざす。

距離にして2km足らずか。歩いても大したことはないが、その日はバス無料🆓dayであったうえ、酒が入っていて歩くのが億劫だったのでバスに乗った。バスだと、通常、5分もせずに到着するはず。祐徳稲荷を参拝して、そこからバスで1時間足らずかかる嬉野温泉へ行こうという算段を描いていた。

この選択がとんだ間違いであった。
ふつう5分で行けるところが、この日は正月三連休の中日だったせいか、初詣客のクルマで道が大渋滞。何と、1時間近くもかかってしまった。

そんなにかかれば途中下車すりゃいいのだろうが、われわれも酒が入っていてバスの中で寝てしまい、結局、終点の祐徳稲荷バス停まで乗車してしまった。到着は、13時半ころ。

バスがこんな具合だと、嬉野温泉行きのバスも時間は読めない。しかも、嬉野温泉から当方滞在の肥前鹿島への終バスは、18:17だったか。

という次第で、嬉野温泉♨️行きは断念。

まずは、祐徳稲荷神社参拝。

参道は、1月も7日というのに、元日を上回るほどの参拝客で、たしかに、九州No.2(No.1は、太宰府天満宮)の初詣客を誇るだけのことはあるといった混み具合であった📷↓。












祐徳稲荷神社参拝後、嬉野温泉ではなく、神社から2kmほど歩いて、鹿島市内にある祐徳温泉♨️📷↓へ行った。

ただ、温泉♨️に行ったものの、未だなお、カラダに酒がたっぷり残っており、そんな体調で風呂に入るのは危ないと、温泉♨️には入らず、施設の大広間で、温泉とうふやおにぎりをつまみながら、また麦酒🍻⤴。


祐徳温泉で休んだ後、また2kmばかり歩き、途中、拙宅に立ち寄り、旧友を肥前鹿島駅に見送る📷↓。


ところが、駅に着くと、疾うに窓口も閉まり(肥前鹿島駅の窓口営業時間は、7:30-12:00、13:00-15:00)、ICカードも使えない無人状態の駅にある唯一の券売機が、画面がフリーズしていて📷↓、うんともすんとも云わない。「緊急連絡先へお問い合わせ下さい」とあって、呼び出しボタンを押すも何の反応もなし。

仕方なし、旧友は、切符なしで、そのままホームへ上がり、やって来た鈍行列車に乗ったのだが、乗車時に整理券があった模様。

闇に光る物云わぬ券売機に、西九州新幹線開業により裏街道になった駅の悲哀を痛感す(10000円札で切符を買われた御仁はちゃんとお釣を受け取られたのであろうか📷↓。物は云わぬが、カネは呑み込む券売機⁉️)


ただ、物言う株主に牛耳られる⁉JR九州は、当然のことながら、利益追求一辺倒。赤字路線はもとより、ムダは徹底合理化。儲けるのなら、本業は不動産屋か⁉️と揶揄されようが、地域首長からやいのやいの云われようが、蛙の面に何とかなのかも知れない。

国鉄にしても、郵政にしても、民間企業になるというのはそういうことである。時代の流れである。時計を巻き戻せとは筆者も主張しない。

人口が減っていくばかりの地方が今後どういう扱いを受けていくか、推して知るぺし。

午後7時前、鹿島市街地中心の鹿島十字路付近の街路は明るくライトアップされていたが、昼間の参拝客であふれていた祐徳稲荷参道とは一転、人影は丑三つ時と変わらなかった⁉📷↓


佐賀県鹿島市が、このままで良いとは思っていない。

ここは知恵だ。知恵しかない。文殊の知恵。

しかし、寄り合う人すら居なくなってしまうのか……⁉️