皆さん、こんにちは
KG高等学院 通信制 自由が丘キャンパスのいっちー先生です。
Ⅱ期の単位認定試験受験票の提出期間で生徒が登校した際、
年1回鹿島学園本校主導で実施する
「いじめアンケート」を回答していただきました。
ありがたいことに、今年も生徒のアンケートからは
いじめの報告はなかったので安心しました。
とはいえ、実際にいじめを受けていても気が弱くて
教職員に言えない生徒もいるかもしれませんので、
これからも生徒の皆さんの様子を細かく見ていきたいと思います。
さて、このいじめアンケートを生徒に
答えてもらっている時に、一部の生徒に
「いじめってなんで起きるんだろうね?」
と聞いてみました。
結果的には、
①全日制だと勉強ばかりで窮屈だから
(通信制だと自由に勉強時間を決められるから
ストレスが溜まりにくくいじめが起きにくいのでは?)
②ストレスが溜まっているから
(学校の勉強以外にもストレスが溜まっているのかもしれない)
の2つの答えしかありませんでした。
私自身もそのように感じます。
もし、子供たちが毎日充実した幸せな時間を過ごしているのなら、
他者を傷つける発想自体がなくなると思います。
逆に、様々な理由によりストレスが溜まるからこそ、
ストレスのはけ口としていじめに手を染める人がいる気もします。
実際、脳科学者の中野信子さんによれば、
いじめなどの制裁行動が発動する時の脳では、
「ドーパミン」が放出され、喜びを感じるようなので、
これもいじめがなくならない理由なのかなと感じます。
<参考HP>
先生が知っておきたい いじめと脳の関係~ヒトはいじめをやめられない?~(【教育技術×EDUPEDIA】スペシャル・インタビュー第12回 中野信子先生) | EDUPEDIA(エデュペディア) HP
以上のように考えると、結局は
子供たちにいかに過度なストレスを感じさせず、
充実した幸せな時間を過ごしてもらうのかが、
いじめを無くすためには重要なのではないかと感じます。
そうした意味では、
全日制の高校の方が合っていて幸せを感じる生徒もいれば、
通信制の高校の方が合っていて幸せを感じる生徒もいるかと
思いますので、生徒一人ひとりの意志を尊重してあげる
学校選びというのもとても大切なのではないかと思います。
そんなわけで、私達は高校生たちに
高校生活を充実した幸せな時間を過ごしてもらいたいと
願いながら通信制高校のサポート校を運営しております。
学校選びで悩まれている方がいらっしゃいましたら、
是非一度、お話をしに自由が丘キャンパスの
個別入学相談にお越しください。
いつでもお待ちしております。
P.S.
いじめについて生徒と話している中で、私から生徒に
東京海洋大学客員准教授でタレントのさかなクンの
エッセイを紹介しました。
<参考HP>
(いじめられている君へ)さかなクン「広い海へ出てみよう」|朝日新聞HP
大海原に棲む魚たちも、ある特定の条件下では
仲間の魚をいじめてしまうようです。
それが人間にも当てはまるのではないかと言った
とても興味深いエッセイでしたので、是非ご覧ください。
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