雑談 緊急事態への対処 | 柏健工場 工場長ブログ

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SDG昭和電機グループC.E.O
SDG Marine代表
アメリカ↔︎日本→タイランドで活動中

JB TOP50 が終わりの月曜日

先程成田→台北国際空港までフライト

大凡3時間弱で到着


いつもの特権でイミグレーションも2分で終わり入国

今夜は空港そばのホテルで明日新幹線で台中にあるSDG台湾の事務所に行く予定


空港からはMRT(地下鉄みたいなの)で二駅

4、5年ぶりなのでドキドキしながらチケット購入

これこれ

樹脂製の丸いコインみたいなのが台湾MRTのチケットみたいなモノ


無事にホテル着いて部屋開けたら・・・

お出迎えパンダが・・・(汗)


さて今日起こった事を少しお伝えしておきます

命に関わる事も含むので、ご了承ください


お昼11時すぎにSDG Marine契約アングラー

鈴木隆之選手から電話

また船でも壊したか?と思い出ると・・・

「ヤバいです、漁師さんが湖上で泡吹いて倒れてます」


声は完全にパニくってましたので、場所や状況を聞いてから私が119番

どこに繋がってのか不明ですが、稲敷消防に繋いでもらい状況説明し、急いで私もメカニックと2人で現場に駆けつけました


既に指示した通りに漁船わ曳航して最寄りのドックまで到着していた鈴木くんと合流


まずは船に詰んであった備品を使って気道確保

同時に氷で脇を冷やしました

あと日焼け傘で日陰を作り救急の到着を待つ


漁師さんは意識不明で泡吹いて船内に大の字でした

しかもトランサムから頭が外に出ている状態でしたから、気道確保は最優先で2人掛かりでやりました


後から救急が来て体温測定したらなんと40.7度

日避けと氷が少しは役立ったかな?です


あと気道確保や脇を氷、日避けも救急スタッフからはお褒めのコメント頂きました


見た目だと熱中症で倒れた、または脳卒中かと思われたのでとにかく一秒でも早く救急車到着を願ってました


結局通報→救急車到着までは40分ほど

どうやら今日は、管轄内の救急車が出払っていて隣の管轄エリアからの派遣だったようです


私はその後フライト時間があったので、現場から隠れ家でシャワーして成田空港へ向かいましたが、道中に消防と警察からお電話頂きました


事件性は無いとは思いますが、事情聞きたいので現場戻れますか?でしたが、流石にフライトあるので勘弁してもらい電話での状況聴取となりました


湖上で実際に第一発見者の鈴木くんは、船の向きからなにやら細かく聴取されたようです


漁師さんは見た目の年齢もそこそこでしたので、原因は解らないですが体温40度超えは熱中症の可能性もあり


急に梅雨入り→空梅雨で猛暑になったので、身体も追いついてないはず


我々も屋外で活動する事多いので明日は我が身で熱中症予防は、しておくべきと改めて痛感しました


結局警察からは3回お電話でお話しましたが、我々前にも誰か見かけてないか?知らないですか?との事ですのでXで情報提供をお願いした次第です


警察からは、最悪の結果の場合は改めて事情聴取のご協力を我々は依頼されてまして、今の所その連絡は無いので闘病中かと思いますが、早期の回復を祈念しているところです


正直言って目の前に泡吹いて倒れた人がいる場面に遭遇するのはレアケースですが、冷静に状況判断して初動しないとダメですから、今回は3人で手分けして分担できたのも良かったです


改めて熱中症になったらどうするか?

人が倒れたらどうすべき?を皆さんもネットなどで見て知識として持っておくのが良いと感じました


しかし、びっくりするくらい冷静ですね!と対象としては完璧でした!と消防救急スタッフにも言われたんですが、こんな時こそ冷静に行動が大切です


漁師さんの無事を祈ってます