トレーラー ハブベアリング交換 | 柏健工場 工場長ブログ

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SDG昭和電機グループC.E.O
SDG Marine代表
アメリカ↔︎日本→タイランドで活動中

昨年12月に作業着手したトレーラーのハブベアリング交換作業

とある部品と特殊工具の必要性を感じて作業ストップ


今回タイ国に必要なモノを持参したのでベアリング交換作業を再開しました

ベアリング交換作業に必要なもの
・ベアリング(インナー&アウター)x4輪
・オイルシール x4個
・ベアリング用グリス
・グリスガン
・インサート用特殊工具
・ハブキャップ脱着用特殊工具
・グリスニップル
・分解組立用の工具色々
・ウエス大量
・ブレーキクリーナー
・ビニール手袋
・コッターピン
・ガレージジャッキ
・ジャッキスタンド

今回1番必要性を感じたのはコレ

ハブからベアリング用の受け側を取り外す

そして新品に交換する作業に必要な特殊工具


これないと貫通マイナスドライバーや代替え工具でやるしかないので・・・


あとはセンターのキャップ脱着用の特殊工具

これの有無で作業の進捗度が全く変わる

ちなみにこの特殊工具は自社製


つまりSDG昭和電機グループの伊賀工場でエンジニアにサイズと用途を見せて製作してもらいました


これがあるとハブのセンターキャップ脱着が、物凄く楽になります


さて今回は都合上、3年経過したハブベアリングを全交換作業をする事にしてました

オイルを補充注入はした事あるけど、前々から解ってたのはあんまり意味ないな・・・


やらないよりはマシやけど、本来の潤滑という意味ならキャップ部センターから給油してもグリス交換にはならないし・・・


という事で本腰入れて全交換作業に着手

完全にこれからはグリスを定期交換するには、どうすれば良いか?は今まで想像でしたが、今回で確信になりました

この特殊工具のお陰で、グリス交換がめちゃくちゃ簡単になりました


朝から運転席側の止まっていた箇所から再開して、昼からはポート側を作業

ガレージジャッキスタンドを2個かけて作業

朝の9時半からやって途中ミーティング参加しながら、夕方5時前に作業終了

延べ作業時間としては、4輪全交換なら8から9時間程度は必要ですね


今回バラして見て、あーここが・・・などが複数見つかりました


特に2箇所大きな問題に繋がりそうなポイントも見つけられたので良かった


しかし改めて工具の大切さを痛感させていただきました