落水したらどーなるのか? | 柏健工場 工場長ブログ

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アメリカ↔︎日本→タイランドで活動中

昨日から残念なニュースが放送されてます


実際のところ落水したらどーなるか?の観点では

「ライフジャケット」に注文されがちですが

間違いなく話題にはならない点があります


低体温になるとどーなるか?

落水による低体温については意外と知られてないです


これUSAの公式資料

低体温時の生存率などについて


資料元https://www.weather.gov

水温華氏→摂氏変換

華氏℉から30℃マイナスして÷2=摂氏℃


春の時期(50-60℉→10-15℃)

身体が動かなくなるまで10-15分

意識不明になるまで1-2時間


これが水温10℃以下なら

落水→意識不明まで30-60分


ちなみに体温26℃心停止となります


つまりライフジャケット着用できちんと作動したとしての話ですが、身体は浮いてるだけの状態

泳いだり何かにつかまってとか事実上できる時間が少ないって言うことです


だからライフジャケット着用は当然ですが

低体温症についてもきちんと理解をすべきです


私は学生時代に水泳部に属していた事あります

ゴールデンウィーク明けから泳ぎもトレーニングに当時は取り入れだすのですが、水温20℃程度で泳ぐと足が直ぐに攣りまして、溺れそうになります(汗)


そんな経験もある人は少ないと思います

直ぐ夏場の海水浴やプールのイメージがあるので、意外と低体温時の身体の変化に知識がない人が非常に多いです


もちろん船舶免許の講習時にも、低体温症についての話もほぼありません


是非この機会に落水したら水温により低体温症になれば、どーなるのか?は、理解しておくこと

低体温症を回復させるにはどーするのが良いのか?

改めて知識を得ておくことが大切


また天候に応じた判断が非常に重要となります


無事に帰ること

これ最優先のはすですから


Safety First