規模は小さいが楽しいカレー博覧会
先週の2月25日(日)、福岡国際センターの屋外特設会場で開催されていた「世界カレー博覧会」を覗いて来ました。
実はこの日、国際センターで開かれていた「九州旅行博覧会」を目的に行ったのです。 知人が某ブースのお手伝いをしていて、誘いを受けていたのです。 その関連イベントとして「世界カレー博覧会」が同時開催されていました。
九州旅行博覧会
「旅行博覧会」は盛況でした。 コロナ禍がある程度収束したので、これからは旅行で活気を戻さなくてはいけません。
知人と会って、1時間ほど会場内を廻り、予定では天神に出てランチを食べるつもりでしたが、丁度「世界カレー博覧会」が開かれていて良かった。
↓ 「福岡国際センター」の出入り口の前が「世界カレー博覧会」の屋外特設会場です。 「世界」と言うには少し規模が小さいが、大勢の皆さんが楽しんでおられました。
12のカレー店がキッチンカーやテントで出店していました。 それらのお店に囲まれるように、イート用のテーブルがセットされてます。
先ず、一周して各カレー店を廻ってみました。 幾つか気になったお店を紹介します。
↓ 「玄米粉たこ焼き」
グルテンフリーと書かれているので、ここの「たこ焼き」は小麦粉を一切使用していないのでしょう。 この日はカレー風味の「たこ焼き」を販売していました。 人気がありました。
↓ PADOの「ビビンバカレー」
「PADO」は六本松にある人気韓国料理店です。 今回、考案されたカレー風ビビンバは興味が湧いて、一瞬、「食べたい」との衝動に駆られたが・・・コチュジャンとカレーのマッチングがイメージ出来なかった。
↓ 「mama curry」の「ガイアナカレー」
西鉄平尾駅近くのカレー有名店。 ガイアナ直伝のカレーを提供するカレー専門店だと書かれている。 ガイアナとは南米のベネズエラとブラジルと国境を接する共和国。 チキンカレーが美味しいらしい。 列が出来てましたネ。
↓ 「Ryu cafe & curry」の「スリランカ カレー」
大野城市のお店からキッチンカーで出店した本場スリランカカレーの専門店。 体格の良いスポーツマンタイプのご主人(スリランカ人)と日本人奥さんの二人で頑張っていた。 各店をひと回りして、最後はここに戻ってスリランカカレーを頂いた。 カレーは後ほど紹介します。
↓ 「ケンチャンスマイル」の「和牛もつキーマ」
大名1丁目にある話題のお店。 スリランカカレーが出店していなければ、この「もつキーマ」を食べていたと思う。 プリプリの丸腸とゴボウ・ニラ・ネギが入っていて、ほぼ博多名物の「モツ鍋」をイメージしたカレー。
↓ 「ミドリストア MIDORI STORE」のインドカレー
南区大橋にあって、テレビでも紹介された名物カレー店。 看板に「Saoji サオジ」と書かれているが、あまり馴染みが無い。 「Saoji サオジ」とは、インド中央部で庶民に愛されているカレーの名称だそうだ。 香り高い独特のスパイス配合が特徴で辛いらしい。
ひと回りして色々と迷ったが、「スリランカ カレー」の「Ryu cafe & curry」に並んだ。
「Ryu cafe & curry」のキッチンカー
↓ キッチンカーの前部にライオンが描かれたスリランカの国旗が掛けられていた。 僕らが世界地理を習っていた頃の国称は「セイロン」だった。
「Ryu cafe & curry」の「Ryu」とは、店主ご夫妻の息子さんの名前らしい。
↓ キッチンカーのカウンターではスリランカの食材も販売されていた。
↓ これが「スリランカ カレー」。 タイミング良く空いたテーブル席でいただいた。
インドカレーはスパイスを油で炒めるのでオイリーな香りになるが、スリランカカレーはココナッツミルクで煮込むことによって香りを引き立たせる。 ライスはバスマティ種と呼ばれるインド・スリランカ産のお米のようだが、僕らが知っているタイ米のようにパラパラで粒が細長い。 バスマティとはヒンディー語で「香りの女王」を意味するそうだ。 写真左下に見えるのはチキンで、じっくりと煮込まれ、ホロホロと身がほぐれて美味しい。 パイナップル・ムン豆・大根・玉ねぎなどの果物・野菜で作るチャツネ(日本のふりかけのようなもの)が周りを囲んでいる。 ココナツの香りがするカレースープが結構な辛さで、大変美味しかった。 珍しいカレーを頂きました。
「世界カレー博覧会」のイベント事務局には、今後も続けてほしいと思います。
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