北谷(ちゃたん)はクリスマスモードだった!
二十数年前、息子と親子3人で沖縄旅行に行った。 レンタカーを借りて好きなコースを廻ったが、その時に売り出し中の北谷(ちゃたん)アメリカンビレッジに寄った。
↓ 完成したばかりのアメリカンビレッジには大きな観覧車があって、おしゃれな雑貨店・アパレルショップやカフェが立ち並び、異国情緒があふれていた。 この施設を中心にホテル建設も進み、県内でも有数のリゾート地として発展して来た・・・しかし昨年(2022年)9月、この観覧車は撤去され、その姿を見ることは出来ない。 コロナ禍による営業不振も理由の一つのようだが、アメリカンビレッジのシンボルが無くなったことは残念だ。
アメリカンビレッジのシンボルだった観覧車(撤去前)
↓ そして今回、夫婦で二十数年ぶりに北谷(ちゃたん)を訪れ、お店がオープンする前の早朝のアメリカンビレッジを散策した。
アメリカンビレッジは以前よりも町中がカラフルになったように感じた。
↓ オークファッションビル。 右側1階は「CHICKEN OVER RICE」の専門店。 その名の通り、ご飯の上に鶏を乗せたトルコ発祥のアメリカ屋台料理。 美味しそうだが、未だ一度も食べたことがない。
↓ アメリカンビレッジの中心部は、観覧車のあった場所から海側により近い”デポ セントラル”や”デポ アイランド”周辺に移っていて、海岸べりには新しく出来た”デポアイランド・ボードウォーク”の遊歩道が続く。 ビロウの木の並木道には、有名なコーヒーショップや居酒屋があるが、歩いて散策するだけでも楽しい。
DEPOT ISLAND デポ・アイランド ボードウォーク
↓ 日本とは思えない町角。
↓ 北谷(ちゃたん)のアメリカンビレッジは●印の場所になる。 那覇市から北に約20kmで車で30~40分の距離。 東シナ海の美しい海に面しているが、地図で分かるように「嘉手納飛行場」と「普天間飛行場」に挟まれ、北谷町の面積の約半分は米軍施設が占めている。
↑ 米軍基地に挟まれていることから、アメリカの影響を受けた独特の文化を育んで来たようだ。 それが良いのか悪いのかの問題は別にして・・・沖縄本島の中間に位置し、国道58号線が町中を走る交通の利便性、そして美しい海を生かした異国情緒型リゾートを目指した町づくりに取り組んだ。 それが功を成し、今や県内外からの多くの訪問者を楽しませている。
日中の名護市・恩納村の観光を経て、夕刻に再び町に出てみた。
↓ 早朝とは違って、町中はクリスマスモードも重なり12月独特の雰囲気を感じた。 基地から遊びに来たアメリカ軍人ファミリーも多かった。 この写真だけ見ると、ロサンゼルスのリゾートタウンと間違えてしまう。
↓ 「DEPOT CENTRAL デポ セントラル」ビル正面。
↓ 「DEPOT CENTRAL デポ セントラル」ビル入居店看板。 ほとんど日本語が無い。
↓ 「STEAK HOUSE 88 ステーキハウス 88」、後ろの建物は「デポ セントラル」。
↓ ディストーション ファッションビル1階にBURRITO GANG(ブリトーギャング)がある。 ここのポークのブリトーは旨いらしい。
↓ ビレッジタウン。 沖縄にしかないレディースファッションのお店で人気が高い。
↓ Christmas Land。 美しい装飾に、目が飽きることはありません。
↓ 沖縄では、サンタさんはサーフィンボードに乗ってやって来ます。
↓ DEPOT ISLAND デポ・アイランドを軽く二周して来たが飽きない。 楽しい。
↓ 海辺の遊歩道(ボードウォーク)に並ぶ飲食店。
夕刻のデポ・アイランド ボードウォーク
↓ 未だ夕刻を少し過ぎた頃なのに、ボードウォークで賑わっているカフェがあった。 観光客のみならず、地元の人々にも人気だと聞いている「ZHYVAGO COFFEE(ジバゴ コーヒー)」だろう。
コーヒーは勿論、スムージーも人気らしい。 それにしてもメニューに日本語が無い。
DEPOT ISLAND デポ・アイランド ボードウォークで、もう一つ有名なのがサンセット。
↓ この日は500mほど離れた港で夕陽の時間を迎えたので、沖合に堤防が写っているが、ボードウォークでは水平線に陽が沈むので、その美しさに感動するそうだ。
↓ この日の朝、ボードウォーク入り口で「POKEGENIC」の標識を見た。 「ポケモン」の装飾壁画やアートなどが町中に隠されていたようだが、気が付かなかった・・・が、
↓ ホテルへの帰り道・・・何気ない場所で見つけた・・・これはベンチに変身した「メタモン」だろう。 小学生になった孫が一緒だったら、懸命に他のポケモンも探すけど・・・。
「POKEGENIC」の企画は来年(2024年)の3月までらしい。
北谷(ちゃたん)がこんなに楽しい町になっていたとは思ってもいなかった。 これからも可能な限り町中から日本語を無くし、アメリカ西海岸をイメージした異国情緒たっぷりの都市型リゾートを完成させれば・・・若者のみならず、アクティブシニアも寄ってくるのではないだろか。
聞いた話だが・・・江戸時代の薩摩藩では「谷」を「たん」と発音していた。 「きたたん」→「きちゃたん」→「ちちゃたん」→「ちゃたん」と変化したらしい。 どうなんでしょう。
↓ 北谷のアメリカンビッジの中で、コンビニ「ローソン」が2軒あった。 これはこれで、ホッとするのは何故だろう?
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