福岡検定2017中級合格?
 
1月29日(日)、寒くはないが雨模様。余裕を持って博多駅に到着。 商工会議所(第4回福岡検定試験会場)近くの「ベローチェ」で、コーヒーを飲みながら時間つぶし・・・いや、最後の勉強。
20分前の午後12時40分に会場到着。 入り口で試験教室を確認します。
 
                     商工会議所 入り口の案内
イメージ 1
 
中級コースは4階の406~408号室。 ウン! 案内を見ると各コースの受験申込者数が分かります。 ア~やっぱりネ~。 
初級が533名(昨年665名)、中級が200名(昨年271名)、上級が67名(昨年99名)となっています。 初級、中級、上級ともに受験者数が昨年より減っています。昨年から心配していたことです。 しかし、今日はそのことよりも、目先の自分の中級試験を頑張らねば! 
 
会場に入ると既に沢山の受験者が席について・・・緊張している人もいれば、最後まで「福岡博覧(教習書)」を開いている人もいます。
               
                      4階会場 20分前
イメージ 2
 
昨年の初級受験の時には、もっと若い世代の方が多かったような・・・そんな気がしました。 昨年の中級の合格率17.2%が影響して、若い人の受験申し込みが減ったのかな?
 
机の右上の受験番号を確認して着席。 受験票と筆記用具を準備して待ちます。
 
イメージ 3
 
問題用紙、解答用紙が配られ、注意事項の説明のあと、13時20分スタート。制限時間は90分で14時50分までです。 四択問題が100問です。
 
イメージ 7
 
まずは、問題用紙の中に解答を記して、最後にまとめて解答用紙にマークするようにしました。 答えに自信がない(あるいは少しでも不安がある)場合は「△」のマークを付けていきます。
                
イメージ 6
 
開始から40分で100問まで終わり、この時点で「△」を数えると16個。 自信がある答えにイージーミスが無ければ、84点は確保できるので合格(70点以上)になります。 ひとまずホッと安心。 16個の「△」の問題を、もう一度ゆっくり読み直し、逆に四つの答えの中にヒントがないのか考えます。 あるいは、四択の中で、消去法で答えを導いていくこともあります。 出題者の心の裏を探ると、解る事も多いのです。 
100問の答えにマークして、ちょうど1時間5分で途中退場して来ました。
 
帰宅後、夕食前に自己採点しました。16個の「△」の内、11個は正解でした。よって5問が間違い。しかし、自信があるとした中で1問のみ勘違いのミスがありました。計6問の失点です。よって、自己採点では94点になります。もう安心です。
 
感想ですが・・・間違いなく昨年よりは問題が易しくなっています。昨年の中級合格率17.2%に、実行委員会も問題内容の手直しをしたと考えられます。 今回は合格率が上がると思いますが・・・その方が良いですよ。 多くの皆さんの合格の喜びが福岡市を良くする力になるのですから。
 
間違った6個の問題を紹介します。
 
●8問 リオオリンピック2016で、サッカーUー23日本代表に選出されたアビスパ福岡の選手は誰か。 
知りませんでした。 為田大貴 選手には申し訳ありません。
 
●18問 福岡城内は戦前は陸軍が駐屯し、通常は民間人は立ち入りを禁止となっていたが、ある祭りのときだけ、一般人の立ち入りも許可された。その祭りとはどれか。
どんたく=博多松囃子ですね。中山平二郎博士が鴻臚館の瓦を探す時、どんたくに紛れて入ったそうです。
 
●35問 元寇・弘安の役後、九州の裁判・軍事を統括する機関として設置されたものは何か。
鎮西探題です。分かっているのに、問題を勘違いして「異国警固番役」にマークしていました
 
●45問 黒田孝高(官兵衛)の父は誰か。
職隆(もとたか)です。 下に「隆」が付くのは分かっていたのですが・・・「重隆」にマークしました。 「重隆」はおじいちゃんでした。
 
●72問 福岡ダイエーホークス(現:ソフトバンクホークス)が初のリーグ優勝、日本一となったのはいつか。
平成11(1999)年です。 平成15(2003)年と二つに絞り込んだのですが・・・。
 
●94問 冬のオシドリの飛来地として有名な福岡市内のダムはどこか。
曲渕ダムです。 「福岡博覧」に載ってますね。見落としました。
 
 
24日(火)のブログ「福岡検定2017中級の勉強」でヤマを張っていたことを報告していましたが・・・ミャンマーの「ヤンゴン」との姉妹都市のこと、それと、博多鋏(はさみ)の技法を伝えた南宋の謝国明は当たりましたね。
 
実は朝、「ベローチェ」でコーヒーを飲みながら眺めていたのは下のエクセルコピーです。石器時代から古墳時代までの「福岡博覧」に出ている遺跡・古墳の名前の全てを年代毎、国毎(伊都国・早良国・奴国・糟谷国)にまとめています。
               
イメージ 4
 
「福岡博覧」を読んで、「なるほど」と、その場で理解しても2・3日すると忘れてしまいます。古代のみならず歴史はつながりがありますから、一つひとつを覚えるのは大変ですが、つながりで覚えると割りと楽になります。古墳でも前方後円墳から円墳、方墳と時代に順序がありますから、図の中に落とし込んで理解すると覚えやすくなります。
過去問題にありましたよね。「次の四つの古墳の中で前方後円墳でないのはどれか」。うっちゃんはこれがイヤだったのです。 今回、この種の問題に対して準備していたのですが、出題はありませんでした。
 
江戸時代の黒田藩にも多くの藩士や学者・文化人が登場しますが、どの藩主の時か、徳川幕府のどの時代とつながるのか、など、自分なりにまとめ直すと理解しやすくなると思います。
 
イメージ 5
 
脳の容量が小さくなった爺さんの勉強方法ですが、来年受験される方の参考になれば幸いです。
「福岡検定」は素晴らしい仕組みです。先細りにならないように応援しましょう。
 
ブログを書いていて、もうすぐ日付が替わりますが、いまから福岡検定中級合格前祝に焼酎のお湯割をいただきます。 自分に「おめでとう! 良く頑張ったネ」。
 
「来年は上級を受けるのか?」って。「受けません! もう充分です!」
 
 
 
 
 
うっちゃんのある日の想い・日記