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娘(6)→なーちゃん

息子(4)→ちいくん

の2児のママ、かしみやです。

 

 

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最近読んだ『自分を否定しない習慣』(著者:小澤竹俊)という本がとてもよかったので紹介したいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

著者である小澤医師はホスピス医で余命わずかの患者さんと長年向き合われてきた方。

 

本には自分を否定してしまう人が自分を肯定できるようになったり、心穏やかに過ごすためのポイントなどが書かれています。

 

 

 

分かりやすい言葉で書かれていて、ボリュームも多くないのでスラスラ読むことができました。ニコニコ

 

 

本の内容は全体的に共感できる部分が多かったのですが、その中でも特に共感できたのが

 

 

 

「解決できる苦しみと解決できない苦しみを見分ける賢い目を持ちましょう。

 

そして、解決できない苦しみにいたずらに悩むのをやめ、勇気をもって、解決できる苦しみに力を注ぎましょう」

 

 

 

 

という一節。

 

 

 

 

 

例えば

 

 

過去に起こったことや、現代科学ではどうすることもできない病気など

 

 

自分の力ではどうすることもできないものを解決できないもの(変えられないもの)。

 

 

そういった変えられないものを解決しようとすることは苦しみを生んでしまう

 

 

 

 

だから、変えたいと思っても変えられないものは静かに受け入れる。

 

 

そして、自分の力で変えていけるものは努力することが大切だ。

 

 

と小沢医師は言っています。

 

 

 

 

 

 

この考え方はまさに私がちいくんのことについて実感していることで

 

 

 

生まれてくるときにトラブルが起きてしまったという事実や、治療法のない脳の後遺症は

 

 

解決できないもの。

 

 

その部分をどうにか解決したいと思ってもどうしようもないんですよね。

 

 

 

 

 

ちいくんを出産した直後

 

 

理想と現実のギャップが不幸の元だという言葉を知り

 

 

今もこの言葉を深く胸に刻んで過ごしているんですが、

 

 

 

 

今回読んだこの本の中にも

 

 

「希望と現実の開きが自己否定をうむ」と書いてありました。

 

 

 

 

 

理想と現実が離れていると実感することは、苦しいですよね。

 

 

この開きを埋めるためには

 

 

 

 

理想を手放すか、現実を理想に近づけるために努力するしかない

 

 

 

ということに尽きるんだと思います。

 

 

 

 

でも、これって頭で理解できていても心が追いつかないときってあるんですよね。

 

 

実際、私もそういう時期がありました。

 

 

 

 

そいうときって

 

 

理想にしがみついてちゃダメなんだ!受け入れななきゃ!って思考になってしまうと思うんですが

 

 

 

〇〇しなきゃ!って思ってる時点で

 

 

もうそれが苦しいんですよね

 

全然、受け入れられてないし。

 

 

しなきゃ!って無理しようとしてるというか、暗示をかけようとしてるというか…。

 

 

 

心が拒否してるのを無理やり頭で思い込ませようとしている状態みたいな。

 

 

 

なにかショックなことが起こった後ってそんな簡単に切り替えられないですよね。

 

そういうときはその時の感情に浸るっていうのは必然的なことなのかなって思うんです。

 

 

 

 

ここで、変えられないこと、解決できないことに対して

 

 

悩んでいても仕方ないんだから、悲しんでいる場合ではない!悲しんではダメだ!となるのは

 

 

自分の感情を否定することになって余計、苦しいと思うんです。(本にも感情を否定することは自己否定につながる。とありました)

 

 

 

その段階にいるときって無理に「理想を手放さなければ。現実を受け入れなければ」って考えなくていいのかな…って

 

 

 

悲しみを感じることを「良い」とか「悪い」とか判断する必要はなくて

 

 

「悲しいと感じてるんだな。自分は」って受け止める。把握するだけ。

 

 

 

 

「ちょっと、まだ気持ちの整理がつきません。いったん理想と現実うんぬんは保留で…」でいい思うんです。

 

 

 

 

そうしているうちににも、日常でやらなきゃいけないことがあって

 

 

時間がたつとだんだんと受け入れるとかどうとか、深く考えないようになって

 

 

というか、理想の姿ってそんなに固執しなきゃいけないものだったんだっけ?って思う様になって

 

 

受け入れらたというような感じになっていくのかなぁと思います。(私の実体験なのですが)

 

 

 


心の平穏を保つことってなかなか一筋縄ではいかないかもしれませんが、セルフケアの考え方を知っておくだけでも何かのヒントになることはあると思います。

 

 

自分を否定しまいがちな人や、現状に幸せを感じられない、日々を心穏やかに過ごしたいと思っている人におすすめの本です。

 

気になったらぜひ読んでみてほしいです。ニコニコ

 

 


 

 

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