政務活動費についての実感(続編) | かしのたかひとマインドマップ

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かもめ地域創生研究所
理事
樫野孝人のブログ

前回の投稿で、本気で調査をしようとすると
金額が足りないということを書きましたが、
この一年具体的にはこんな事が多々ありました。

決算書をチェックするために、
私一人だと量が膨大過ぎるのと、
漏れが出ると思い、
仲が良い公認会計士にお願いしました。

これ、普通に仕事として依頼すると、
かなりの金額になると思いますが、
初めてということで2万円という少額で無理してもらいました。

法的見解を聞くために弁護士の友人にも
時々相談しますが、ボランティア状態になっています。
本当は正当な金額をお支払いしたいところです。

自殺対策の窓口機能としてLINEの活用を考え、
出澤社長に連絡し、アイデアをもらいました。
私がたまたまネット企業出身なので、すぐ頼めましたが、
本来は東京に交通費を使って行き、社長に会うまで
何度も訪問(経費)が必要になると思います。

ネット内の警察官を増やせないかというテーマで
研究しているので、先日ソーシャルメディア分析ツールの大手企業
ホットリンクの内山社長に相談に行きました。
どうしても最先端ソリューションは東京に偏りがちなので
行ったついでに、いろんな用事を済ませます。

話題のスポットも見ておきたい、次のヒントにつながるかもしれないので
情報収集を兼ねて人に会って話を聞きたい・・・。
しかし、見方によっては「観光しているみたい」「ただ飲んでるだけ」と
思われるので(笑)、政務活動費を使いません。

4つのアポイント(行く場所)があって、
具体的な調査が一つだけなら、結局、交通費も自費にします。

こんなに使い勝手の悪い政務活動費ですが、
とはいえ、県会議員の月45万円はとてもありがたいです。

2009年以降、議員になるまでの6年間
こうした経費は全て自費だったわけですから(笑)。

地方市会議員の政務活動費で月3万円とかの市町も
けっこうありますからね。

現職議員は本当に恵まれていると思います。
その分、しっかり仕事をしないと。

そうそう、国会議員の文書通信交通滞在費の月額100万円、
領収書必要無しというルールを
早く正常化して欲しいものです。年間1200万円ですよ。
使途の見える化は必須だと思いますー。