震災20年、私たちは何を語り継ぐのか? | かしのたかひとマインドマップ

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かもめ地域創生研究所
理事
樫野孝人のブログ

あらためて考えてみた。
次世代に伝えたいことは何か?
風化させてはいけないものは何か?
語り継がないといけないことは何か?

連日、あの時の写真や映像が報道され、
様々な思いが蘇えらされるが、
悲惨な出来事、悲しい出来事、大きな苦労をしたことを語るだけでなく、
それをどうやって乗りこえたのか、
何を大切にしてきたのか、
どうやってここまで来たのか、
何に救われたのか、
どんな備えをするべきなのか、という事を語り継いでいかなければ
ならないのではないだろうか。

神戸市民でも震災を経験していない人が40%になるという。
テレビでアナウンサーが語っていた。
震災が奪ったもの
 命、仕事、団らん、街並み、思い出
震災が残してくれたもの
 やさしさ、思いやり、絆、仲間

失われた命は戻ってこないが、仕事や団らん、街並み、思い出は
取り戻せただろうか?
やさしさや思いやり、絆、仲間は
あの時と変わらず残っているだろうか?

「何を」語り継ぐのかをもう一度見つめ直し、
21年目に向かっていきたいと思う。