あらためて考えてみた。
次世代に伝えたいことは何か?
風化させてはいけないものは何か?
語り継がないといけないことは何か?
連日、あの時の写真や映像が報道され、
様々な思いが蘇えらされるが、
悲惨な出来事、悲しい出来事、大きな苦労をしたことを語るだけでなく、
それをどうやって乗りこえたのか、
何を大切にしてきたのか、
どうやってここまで来たのか、
何に救われたのか、
どんな備えをするべきなのか、という事を語り継いでいかなければ
ならないのではないだろうか。
神戸市民でも震災を経験していない人が40%になるという。
テレビでアナウンサーが語っていた。
震災が奪ったもの
命、仕事、団らん、街並み、思い出
震災が残してくれたもの
やさしさ、思いやり、絆、仲間
失われた命は戻ってこないが、仕事や団らん、街並み、思い出は
取り戻せただろうか?
やさしさや思いやり、絆、仲間は
あの時と変わらず残っているだろうか?
「何を」語り継ぐのかをもう一度見つめ直し、
21年目に向かっていきたいと思う。