来る人を増やす | かしのたかひとマインドマップ

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かもめ地域創生研究所
理事
樫野孝人のブログ

前回は「住む人」について書きましたが、
今回は「来る人」についてです。
何人かの方もコメントに書いてくれていましたが、
ビジネスや観光など「来る人」の数も
街の活力に大きな影響がありますよね。
「呼び込む力」とも言えると思います。

ある尊敬する先輩が言っていましたが、
「人と情報とお金は寂しがりなので、集まるところにドンドン集まる」
という傾向は正しいのではないでしょうか。

さて、大阪市の昼間流入人口は約111万人。昼間流出人口は24万人。
差引87万人が増えています。

名古屋市の昼間流入人口は約49万人。昼間流出人口は19万人。
差引30万人が増えています。

京都市の昼間流入人口は約24万人。昼間流出人口は11万人。
差引13万人が増えています。

神戸市はというと、昼間流入人口は約21万人。昼間流出人口は17万人。
差引4万人しか増えていません。
(データはすべて大阪市のホームページより)

「住む人を増やす」ためには少し時間がかかります。
子育てしやすい街、教育環境が優れている街、安心・安全な街、
そして暮らしやすい街としての機能を充実させていきながら
まずは「来る人を増やす」ために、「遊びに来る、学びに来る、働きに来る」の
「遊学働」の施策強化をすべきだと私は思います。