放射能から子供を守る。神戸基準宣言を! | かしのたかひとマインドマップ

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かもめ地域創生研究所
理事
樫野孝人のブログ

昨日、JR神戸駅近くのクリスタルタワーで

放射能から子供たちを守る「Save the Kids」集会があり、参加してきました。

宝塚市や小金井市の事例をもとに

神戸市に対して何を要望していけば良いのか、

どういう点を心配すべきか、また心配しなくても良いのか、

私たち市民で出来ることは何かを話し合いました。

お隣の芦屋からも関心の高いママが来られたり、

市会議員もお二人参加され、あっという間の3時間でした。

神戸市も2000万円クラスの測定器を年末に購入することを

決定しているようなので、あとはオペレーションをしっかりしてもらうこと、

検査の回数や間隔、方法論を詰めること、出来れば検査機の数を増やして

多くの市民の心配を払拭していくことだと思います。

二言目には「お金が無い」という自治体が多いようですが、

お金は必ずあります。

というか、予算の使い道の優先順位の問題だけです。

間違いなく今一番必要とされている市民サービス、

しかも子供たちを守るためのお金です。

やろうとしていた何か、重要度の低い施策を止めるか、

削るかすれば良いだけです。

その中でも話しましたが、

市民に言われてからやるのではなく、

自ら厳格な神戸基準を発表し、日本一安心な食材を流通する、

給食を出す、都市宣言をしてもらいたいものです。

それでは給食の納入業者が困るから難しいのは?

という意見もありましたが、そんなことはありません。

むしろ逆です。

厳しい神戸基準をクリアした納入業者であることを発表すれば、

全国から問い合わせが殺到するでしょう。

検査器を導入する初期投資はあっという間に回収できる

売上が上がるはずです。

加えて「安心」ブランドの認知が進めば、これ以上ない企業価値です。

仮に検査機の初期投資のために食材を5%値上げしたとしても、

ママは許容するのではないでしょうか。消費税を5%上げられるのとは

意味が全く違いますよね。

顧客ニーズを汲み取って、ピンチをチャンスに変える企業が

本当に強い企業です。

今、「安心」に先行投資が出来る企業は、売上が上がり、

利益も増え、ひいては従業員の給料も増えるでしょう。

そして雇用も増え、税金もたくさん納めてくれることになります。

食を扱う企業には一歩進んだ戦略をお願いしたいですし、

行政はそれを誘導するような施策をドンドン進めて欲しいものです。