S子の作文を先生が読んで聞かせたくれた時、ボクは不覚にも、涙を落した。半世紀以上も過ぎても、あの時の感動が忘れられない。あのS子は今、どこでどうしているだろうか。大型テレビで、孫と一緒に大相撲を観ているとだろうか。 ⇒http://amba.to/yDXGww
1/23 12:07

一人で、娘を育てたよ。俺に嫁をという話もあったよ。パンティも洗ったよ、娘が『私がやるわ、厭よ』って言いやがるの。まあ、洗濯機や乾燥機がやってくれるんだけど、俺が畳んだんヨ、男の手で・・。でもサ、あいつ結婚したんだ・⇒http://amba.to/zobvel
1/24 9:44

あれは、キツネじゃないと思うよ。娘が、俺に甘えたくて、ほんのちっとばか俺の背中の温もりが欲しかったんらや。俺は、嬶にいい土産話が出来たとばっか考えて、湯に浸かっていた。あんげ、幸せな気持ちになれたのは、あの子が死んでから、初めてだった。⇒http://p.tl/_H6q
1/25 8:56

大きな鍋の中を肉を探しながら食べた。ネギと焼き豆腐と糸こんにゃくに隠れて、肉が見えない。砂糖と醤油で味付けした、脂身たっぷりの美味しいすき焼きだった。食べ盛りの少年5人が、競ってどんぶりに3杯も4杯もお代わりした。鍋は、空っぽになった。⇒http://p.tl/_pkS
1/26 10:28

人間の死亡率100%やと。必ず何人にも死は、訪れるとばい。生あるうちは、頑張らねば・・・なんちゃって。   今日も、ドエライ寒かこっちゃ。歳ばとるとごっそうも不要に、べっぴんさんも要らぬ。オイは、冬眠中の熊か・・・・・
1/27 3:21

この熊太郎と鈴ちゃんが、ガレージで一週間前一夜を共にしたのだ。たまたま夜遅く帰ってきて、後ろの戸を閉めるのを忘れたのだ。その翌朝のことである。ガレージの蛇腹の扉を開けた途端、並んで外に飛び出すのを僕は目撃した。相思相愛の白黒のペアだった。⇒http://p.tl/TL6r
1/28 11:13

Y江さんは、根負けして、先生との結婚を承諾した。 「わてのような、学のない者を、そこまで見込んでくださるのなら、承知ました。わては、先生の人柄が気に入りました。先生は、自分のことを、『ボク』と言われますいねん。えらいハイカラに聞こえ」⇒http://p.tl/T4cs
1/28 11:13

真白い雪の下に、すでに道があるのかも。あなたの心は、今日の雪のように真っ白です。ボールを手に、駆けて投げる姿が見られなくなると思うと哀しい気持ちになります。お日さまで、雪を溶かして欲しくありません。雪がなくなれば、お別れだからです⇒http://amba.to/zknZ3a
1/29 10:49