今日、東京は1日雨。せっかく咲いた桜を狙い撃ちするかのような雨、、、
月曜にやっと満開になったのに、このままでは、平日がんばって働いたサラリーマンが、週末、やっとお花見に行ける頃には、桜の花びらはだいぶ寂しくなってるのではと、ヤキモキしてしまう。
そんなリーマン達の気持ちを知ってか知らずか、今週、天気の良い日に、会社の近くの目黒川を、ひっきりなしに、たくさんの人を乗せたクルーズ船が行き来している。
気になってのぞいてみれば、船の上は、100%高齢者の方々がぎっしり乗っていて、船の上から目黒川の桜を楽しんでいた。
平日の昼間、桜の一番良い季節に優雅にクルーズ船からお花見か、、、と、ついつい妬んでしまう心が狭い自分に悲しくなっていると、船の上から満面の笑みで、手を振ってくるお年寄りのみなさま。
あなた方が悪かったとは言わない。でもさ、あなたたちの時代の政治家の無策な年金政策やら無駄遣いのおかげで、我々現役世代は、とんでも無い額の年金と健康保険を払わされて、しかも、自分たちが高齢者になる頃には、きっと年金なんて残ってないから、優雅にお花見クルーズなんかできないんだろうな、と、ついつい恨み節を言いたくなってしまう。
さて、前回の続き、、、
なんで国は高齢者を65歳まで雇い続けることを、会社に義務づけたのか。
年金で集めたお金で箱物を作りまくり、無策の限りで少子高齢化が急速に進み、生活保護の半分しかもらえなくなってしまった年金。
その将来性の無さと、余りの負担の大きさから、未納率が40%を超える年金。
当然ながら、将来払うお金が足りなくなってきて、結果として60歳から払えなくなってしまった。
さあ、日本の賢い政治家と役人はどうしたか
支給開始年齢を65歳にあげたのだ。
そうすると、60歳で定年になった人は65歳まで収入が0になってしまう
さあ、日本の官僚はまたまた良いアイデアを思いついた
そうだ、その5年間、年金がわりに給料を企業に払わせれば良いんだ。雇用を法律で義務づけてしまえば良いんだ。
と考えた
そして、怠慢な政治家と役人のせいで事実上破綻した年金のツケは、全て日本の会社に押しつける法律ができた。これで年金を5年遅らせても生活に困る高齢者は居なくなるはず。
めでたしめでたし、、、? ではない
このツケは、今すぐは出なくても、確実に日本全体をむしばんでいく。
若い人を5年間雇えなくなった中小企業。
65歳まで5年分の人件費を余分に負担しなくてはならなくなった大企業。
それは確実に日本の企業の活力と創造力を奪っていき、海外の企業との競争に負けるようになっていく。
日本の経済を引っ張る企業の収益力が弱まれば、必然的に日本全体が弱体化していく。
この、高齢者雇用安定法だけが原因じゃないけれど、競争力を無くした日本の企業が、韓国や中国の企業との戦いに負けているのは、多くの人が実感してるとお思う。
残念だが、この場当たり的な、年金が足りない問題を解決する法律は、日本が今後も順調に弱体化していくことを随分、加速してしまった。
それが、この法律に対しての経営者から見えてる視点 である。