最近なにやら、景気が良くなってきた雰囲気を、無理矢理演出するマスコミが多い。
特に3月ごろからは、やれ、トヨタがベア(ベースアップ)しただの、電気大手6社がベア回答しただのと、連日、まるでめでたいニュースのように流れている。
ちなみに、ベア とはベースアップ つまり、基本給のアップである。
もともと決まってる年齢加給に、さらに加算して給与をアップするということである。
これは、日本の景気が良かった時代、毎年上がる物価に、給与の年齢加給では追いつかないということで、ベアが行われたのが元であり、マスコミを通じて、おそらく政府が伝えたいのは、
「アベノミクスで景気が良くなった! デフレも脱却した。大手企業はみんなベースアップした。 だから消費税あげて良いし、配偶者控除も無くして良いんだ!」
ということでしょう。
でもね、、、
これが果たして昇級になってるのかなんて、小学生で習った算数のレベルでも、すぐに、それが真っ赤なウソだってことがわかってしまう。
つまり、、、
例えば、ベア 2700円! を実施した、日本を代表する企業 トヨタさんで見ると
平均年収:7,511,342円
平均年齢:38.6歳
である。
ベア 2700円だと、年収としては、12ヶ月分で 32400円のアップである
で、例えば、平均年収の人の基本給が 2700円あがると、年収がいくらになったのかというと
7511342円 + 32400円 = 7543742円 である
まあ、細かく計算すると、残業代のベースとかも上がるのでもう少し上がるんだが、全体の2割程度が残業代なので、厳密に計算しても、プラス40000万が関の山であろう。
つまり、トヨタの社員は、平均して、前年より 0.0043% の昇級になったのだ
果たしてこの、0.0043% という数字を見たときに、給与が上がった! 好景気だ! 消費税あげてもOKだ! なんて人は居るんだろうか、、、
もう、おわかりでしょう
ベアで、0.0043% 昇級が行われたタイミングで、消費税が3%あがった すなわち、全ての物価が3%上がったので、結果としては、2014年の春闘は、-2.996% のマイナス だった ということなのだ。
もちろん、円安による、悪い物価高で、実質的な物価もさらに上がったので、大企業に勤めてて、ベア満額の人ですら、アベノミクスで年収3~5%マイナス、ベアなんてあり得ない、残り99.7%の中小企業の人たちも、さらに、年収マイナス。。。
でもね、きっと日本のマスコミは、この事実、伝えないんだろうなーーーて思います。
日本一の企業、トヨタですら、 0.0043% しか昇級しなかった、 この 0.0043% という、余りにも衝撃的な数字は、日本のテレビや新聞で流れることは、きっと無いんでしょう。
しかも
トヨタ本体ですら、労働者の3分の1以上はなんと非正規なので、ベアすらしてません
まあ、トヨタをたたきたいワケじゃなく、2000円しかベアしなかった日立や東芝など電気大手6社しかり、安倍政権に脅されて、仕方なくベア回答したけれど、日本の経営者は、今の日本が好景気じゃないことくらいわかってますから、ちょっとだけベアして、世間体を保つ。
実は、前年比マイナス3~5%の減収になってることは、わかっていながらも、日本のマスコミは、みんな、昇級だ! ベアだ! と大騒ぎ、、
なんだか、戦時中みたいですね。
紙面はいつも、「日本軍大勝利!」「欧米の艦隊を駆逐!」なんて記事ばかり。新聞紙しか情報の無い時代、国民はスッカリ日本が強い国だと勘違い、、、、
でもまあ、今は、インターネット時代ですから
5人か10人か、わかりませんが、僕のつぶやきを読んでくれた人が居たなら、
きっと、日本の好景気演出が、いかに馬鹿げてるか、政府もマスコミも、どれだけ国民をバカにしてるか、わかって頂けたのでは、、と
今日もまた愚痴ばかり
いつか、前向きなこと、書きたいな