上腕二頭筋長頭腱炎は結構いるって以前いいましたよね。



身体診察はSqeeds test
エコーは長頭筋腱の肥厚と周囲の浮腫を見つけること

Sqeeds test




診察者は患者さんのこの動きに抵抗を与えます。この時に長頭筋腱のとこに痛み出れば陽性です


補足します。

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僕のこの動きは上腕二頭筋を収縮させています。この時に肘関節は屈曲に加えてどんな動きしてますか?




そう、回外してるんですよ。


結構回外の動きは、日常的に多くて

ネジやビンのフタなどは、どちら向きに回すと締まるか考えてください?

つまり右回しに回すと締まるはずです。ヒトの手は、右回しのほうが力を出しやすいのです。これは右利きの人が、力の強い手で、力を出しやすい回外の動きをして、ネジやビンのフタを締めつけるようにしてあるのためですね。

この回外をさせて痛みを調べるtestもあるんです。

Yergason test



患者さんのこの動きに抵抗を与えて、長頭筋腱に痛みが出るかを調べるものです。


長頭筋の炎症はエコーでも一目瞭然。



炎症有るとこんな感じで見える。
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話が脱線しました。


炎症でなくもしも腱が切れたら。


ポパイになります。

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肘関節屈曲に関して、長頭筋腱は25パーセントくらいしか占めていないので
実際には肘は曲げることができます。


しかしポパイサインが出ます。


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